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『こんにちは!AAです!よろしくね。』
こんな時期に転校してきたのには訳がある。
家族と揉めたから。たったこれだけ。
物心ついた時から人とは違うってなんとなくわかっていた。
初めは、
正体のわからないものに触れることができる。
そして、力を込めることで消すことができた。
何も知らない私に、突然現れたおじさんがこう言った。
「呪術高専で力を学べ。そこで呪霊について教えてやる。」
と。
小学生の時に知らないおじさんにそう言われて、中学生になって、進路を考える時、思い出した。
呪術高専に行きたいと言ったら、訳の分からない学校やめなさいと言われて、結局普通科へ。
それでもこの呪霊と呼ばれていた物の正体を知るために、親に土下座してまで転校させてもらったのだ。
「よろしくね、A。」
『よろしく、家入さん。』
「硝子でいいよ。」
「私も傑でいいよ。よろしくねA。あっちは悟だよ。」
生徒の数はすごく少なかった。1クラスしかないとは聞いていたが、私を除いて3人。少なすぎる。
硝子と傑はすぐに話しかけてくれて、ちょっと安心した。
普通だったらこんな時期に転校してきてもグループとかが出来ていて、もう馴染めないかなと心配していた。
「……よろしく。」
『よろしくね、悟。』
こうしてまだまだ見習いの呪術師としての生活がスタートした。
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くまこ(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます😭✨そう言ってもらえてすごく嬉しいです! (2022年2月9日 3時) (レス) id: 73baee915b (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - とてもいい作品でした。夢主さんは綺麗な散りかたをしていて綺麗な作品だと思いました。(うまく伝わっていなかったらすみません) (2022年2月4日 22時) (レス) @page18 id: edd403d320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くまこ | 作成日時:2021年8月18日 0時