六話 ページ8
先生たちに飯を奢ってもらい気持ちよく家に帰ることが出来た俺はベッドに潜り込むとすぐに寝てしまったようだ。
今は朝。まだ起きる時間では無いので最後まで最高の睡眠を自分の身体にお届けするのがこの俺の仕事だ。
だが外からは容赦なくチュンチュン、と雀の鳴く声が聞こえる
「くぅ……雀ぇ……」
まだ起きる時間じゃないんだ……頼む寝かせてくれぇ……
「A君、もう8時半だけど起きなくて大丈夫なのかしらあ……」
「おっと母さんあと45分早く起こして欲しかったよ」
家から学園まで20分
登校時間は8時45分
これから俺は最高の朝をお届けするためにシャワーを浴びなければならない。
つまり大遅刻、というわけだ(キラッ
.
.
.
「惨めったらしく蹲るのはやめろ!!!!!」
「嘘でしょ何この人自分が数秒前に発した言葉すら覚えてらんないの?」
無事遅刻した俺は門で待ち構えるトミーに勝てるはずもなくしっかりと捕まりにいくゥッ
そしたら土下座したら見逃してやるって。そう言うから
仕方なくしたのにさッ!!
「まあまあ、そんなに怒ってやるな義勇。Aには何を言っても無駄だろう」
「おおっと庇って貰えたのかと思ったらまさかの逆。会心の一撃が俺の急所を抉りとったよ錆兎サン」
「どうして庇って貰えると思ったの?」
「すみませーん。真菰センセーから慈悲の無い言葉をかけられAくんのライフはゼロなので帰らせてくださーい」
何度傷ついたって、仕方ないよ。
俺がまいた種だから……!
「早く教室にいけ」
「いつか必ずPTAに訴えてやるわッ」
打倒キメツ学園教師陣を胸に俺は生きていく……!
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カハラ(プロフ) - 天智就佐さん» いっぱいちゅき頂いたのでこれからも2828させちゃいたいです!!!有馬くんをよろしくお願いしますッ!! (2020年7月10日 19時) (レス) id: 7ae7a4b546 (このIDを非表示/違反報告)
天智就佐(プロフ) - いっぱいちゅき!(は?)凄い2828しながら読ませて頂いています!更新頑張ってくださいね! (2020年7月10日 2時) (レス) id: b2ae4e5a5c (このIDを非表示/違反報告)
カハラ(プロフ) - 茶々さん» 私も茶々様の作品大好きなので読んでいただいてるなんて思わなくて感激です‥‥!ありがとうございます!! (2020年7月9日 16時) (レス) id: 7ae7a4b546 (このIDを非表示/違反報告)
茶々(プロフ) - カハラさん» ファイトです!めっちゃ面白くて個人的に好きです!! (2020年7月9日 15時) (レス) id: cddebf05af (このIDを非表示/違反報告)
カハラ(プロフ) - シナモンさん» 無理してでも更新します!!()ありがとうございます私も好きです//!! (2020年7月9日 15時) (レス) id: 7ae7a4b546 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カハラ | 作成日時:2020年7月9日 5時