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舞side
翼｢じゃあとっとと行かない？
制限時間がないとしてもさ｡いつまでもこんな
イベントの中にいたくはないじゃん？｣
私はチラッとさっきから
全然喋っていないAちゃんを見た｡
Aちゃんは真剣にナイトメアの画面を見つめていた
杉浦｢おい！行くぞ！｣
全員｢はい！｣
こうして私たちは魔方陣の中に入った
移動した先はゴツゴツした造りの建物の中だった
床も壁も鉄｡トンネルみたいな感じだな｡
すると前からガコガコッと何かが歩いてくる音がした
この音……巨大なものが近づいてきている感じがする
杉浦｢おい､気をつけろ､何か来る！｣
《！》フロアボス接近中《！》
ペポギン魔王【16000/16000】
『ぺぽぺぽ〜！おいらの巣にようこそぺぽ』
さっき画面に出てきたフロアボスのペンギンだ｡
自分の体よりもはるかに大きい
トラ型のロボットに入っている｡
車の2倍くらいの大きさはありそう｡
杉浦｢おい､正々堂々と勝負しやがれ！！｣
『やだね〜｡おいらはここで安全に
お前らを始末するぺぽ〜』
翼｢八城さん､後ろ､道がないのは分かるよね？｣
翼君が小声で私に話しかけてきた｡
舞｢う､うん｣
後ろには元の場所に戻るための魔方陣はあるけれど､
この場所を探索すると考えると確かにそうだ｡
翼｢俺たちがあいつの注意をそらすからさ｡
合図したらみんなで奴の横をすり抜けてくれる？｣
舞｢分かった､やってみる｣
翼君はニタッと笑うとAちゃんの肩を軽く叩き､
ペポギンにナイフを向ける｡
そしてさりげなく自分の後ろにAちゃんを庇った
翼｢そんな機械に頼るなんて雑魚だよね｡
ははっ､あんたの容姿からして丸わかりだけどね｣
『なんとでも言えぺぽ！おいらは怖いのは
嫌いなんだぺぽ！だから安全にお前らを
こうやって始末してやるぺぽ！』
翼｢じゃあ俺が相手してやろうか？
頭悪そうだからすぐ勝負ついちゃいそうだけどね｣
『ふふふっ､くはは､あっはっはっ！』
翼君は私をチラッと見ると合図した｡
今だ､行ってくれという意味だ｡
私は杉浦さんと朝霧さんについてきて欲しいと伝える
状況を把握したAちゃんも
ペポギンの気を引くのを手伝ってくれる
A｢あのさ､超笑ってるけど､何がおかしいの？｣
『ふふっ､それはだなぁ｡おいらがこのロボットに
乗ってる限り､お前らはおいらに
攻撃できないからだよ！つまり無敵ぺぽ！』
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りんりん - この作品の続き読みたくって。パスワード教えて下さい!! (2021年4月5日 16時) (
レス) id: 5fb10497e4 (このIDを非表示/違反報告)
いちうさぎ - 最近浮上してなかったけど面白さがマックスマックスになってるうう（（黙れ (2021年4月5日 15時) (レス) id: 501aefb872 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - 今気づきました！順位付いてますね！おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2021年3月19日 9時) (レス) id: a4612108e9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 日夏真白さん» ありがとうございます〜！いや､最近サボりぎみだったのでやっと1話更新できてよかったですぅー！w (2021年3月16日 21時) (レス) id: a71ea1e4cf (このIDを非表示/違反報告)
日夏真白(プロフ) - 最高です！！神作品をありがとうございます…(人*´∀｀)｡*ﾟ+Twitter、無言フォローすみません。（元、真白です） (2021年3月15日 22時) (レス) id: 195c5bdc1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2020年1月25日 17時
