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ラウ｢Aちゃん、授業は？｣
｢今日はもうないよ｣
ラウ｢じゃあさ、僕の話聞いてくれる？｣
｢うん、｣
ベッドの横の椅子に腰かけて。
それを確認したラウールくんは、
ベッドに横になったままゆっくり話してくれて。
ラウ｢僕ね、学校行くの嫌だったんだ｣
｢………うん、｣
ラウ｢だから、仕事で行けない日は凄く嬉しくて。
…………でもね？
Aちゃんが担任になって、学校が好きになったの｣
｢え？｣
ラウ｢自分の担当教科じゃないのに、
僕が休んだ分の授業のプリント用意してくれたり。
時間がある時は、僕のメンバーの話聞いてくれたり。｣
｢うん。｣
ラウ｢Aちゃんは担任だから、って思ってるかもしれないけど。
それがね、すごく嬉しかったんだよね｣
へへっ、って笑うラウールくんは、
やっぱりまだまだ高校生で。
でも、今までのラウールくんの学校に対する気持ちとか
ストレスとかを考えると胸が痛くて。
ラウ｢僕ね、Aちゃんが担任で幸せ｣
そう言って笑ったラウールくんに、
大人っぽいなって初めて思った。
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おむきんぐ。(プロフ) - 名無し75323号さん» ありがとうございます(^−^) (2021年12月10日 10時) (
レス) id: d580091d63 (このIDを非表示/違反報告)
名無し75323号(プロフ) - すき！ (2021年12月10日 9時) (レス) id: 24a7337f8e (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - ゆさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて、嬉しいです！！！ (2020年10月1日 8時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - きゅんきゅんきゅんってしました。 最高すぎます。好きです。こういうかんじ。 (2020年9月30日 18時) (レス) id: 651a0e88d0 (このIDを非表示/違反報告)
おむきんぐ。(プロフ) - 李さん» もう、ご想像にお任せします(笑)こちらこそ、コメントありがとうございます！！ (2020年7月31日 21時) (レス) id: 49664135d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむきんぐ。
| 作成日時：2020年5月26日 22時
