そつぎょう。 ((じゃんぷ))

＊ ページ25

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光｢ちゃーんと断ってますよ？｣





｢……当たり前でしょ、｣





光｢ふふっ、そだね｣





だからさ、そんな顔すんなって。


なんて優しく髪を撫でてくれて。
見つめ合って、おでこにキスをくれる。





｢なんて言って断ってるの？｣





光｢んー？
……えっとね、秘密｣





｢えー、教えてよ｣





光｢だって恥ずかしいじゃん、｣





｢何それ。
余計気になるんですけど、｣





どんなに聞いても
全然教えてくれないひか。


それと同時に睡魔も襲ってきて。





光｢ほら、ねんねしな？｣





なんてひかがぽんぽんしてくれるから、
瞼を閉じてひかのぬくもりを感じる。





｢……ん、｣





光｢ふふっ、おやすみ｣





もう少しで眠りにつく、
って時に唇に感じたあったかい感触。


しばらく経って目を開けてひかを見ると
すやすや気持ちよさそうに寝てて。





｢ばか。
寝れなくなっちゃったじゃん、｣





キスされる前にひかが言った言葉。





光｢俺には大切な子がいるから。
誰よりも可愛くて、一生一緒にいたいって思える子。


って言ってるなんて言えるわけないでしょ。ばか、｣




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びじゅつのせんせ。 END

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