そつぎょう。 ((じゃんぷ))

＊ ページ22

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｢楽しかったねぇ、｣







光｢Aはしゃぎすぎ(笑)｣







｢だって！｣






花火を見終わって帰ってきた私たち。
お風呂も入って、ソファでくつろいで。


はしゃぎすぎたのか、
もう眠い。






光｢……眠いの、？｣







｢……ん。｣







光｢まだ寝させないよ？｣







｢……え？｣







光｢ベッド、行こっか｣







｢……まっ、ちょっ、ひか｣








シャイなひかの真剣な顔を見て

優しく腕を掴むひかの手を感じて

言葉の意味をやっと理解して




さっきまでの眠気はどっか行っちゃって。
焦ってる私を見て、







光｢……Aが言ったんでしょ？
ひかがほしい、って｣







なんて顔を真っ赤にさせるから
私にまで熱がうつっちゃいそうで。







｢……初めてだから、優しくしてね？｣







光｢……もちろん｣







少し照れながら
優しく微笑んでくれるの。








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