第6話 ページ8
部屋を出ると先ずエレベーターに乗り
1階に行く
私は依頼人について考えていた
ただの勤め人風ではあるが
あの手馴れった手つき......
明らかに、一般人ではない
勤め人......指紋......依頼......
しまった!! これは私を犯人に仕立て上げるための
罠だ!
然し、気づいた時には遅くこちらに
警備員が走ってきた
急いで、拳銃を取り出し警備員に向けるが
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「小説を書くことは、人間を書くことだ。」
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ふと、あの男の言葉を思い出す。
『っ!!』
銃を持つのをやめ、両手を上げ膝をつく
『(私も随分生ぬるくなったものだな)』
昔なら容赦なく瞬殺していただろう警備員に
私はそのまま拘束され
手枷と目隠しをされたまま別室へ連れられ
部屋に、隔離された
そう、今回は武装探偵社社長と探偵の出会い......
つまり探偵社設立秘話だ
ここ数年、原作への記憶が薄れつつある為
気づかなかった......
然し、私がここで捕えられていなければ意味は無い
物語を、壊すのは私の役目ではない
さあ、
ラッキーアイテム
麦わら帽子
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読書日和(プロフ) - あい様、教えて下さりありがとうございます( > _ < )修正しておきました (2019年3月9日 7時) (レス) id: 074c26cf03 (このIDを非表示/違反報告)
あい - あの、19話と20話が同じなんですけど。 (2019年3月8日 21時) (レス) id: ba4bf15776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:読書日和 | 作成日時:2019年2月19日 21時