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「な、何言ってんねん！」
「貴方も私もベッドを使いたい。ならばそこそこ広いこのベッドを2人で分割占領ってことで如何？」
「……男と同じベッドってどういうことか分かってんの？」
「襲ってもいいのよ？私はすぐに貴方を無力化できるから」
「……クソ。お前、先風呂入れば」
「じゃあ、お言葉に甘えさせていただくわ。……あ」
思い出したように踵を返したAはショッピの背筋をツーっとなぞった。背筋を伸ばして力の抜けた声をあげたショッピ。その顔を掴んだAは乱暴にキスをする。
「っふ、あ」
「情けない顔。まぁでもいい洗浄になったわ。じゃあね。ティッシュはその引き出しに入ってたはずよ」
「余計なお世話や！」
風呂場に消えたAを見て、ショッピは悔しそうに床を殴る。抵抗できない自分が惨めで仕方がない。あの美しさを前にはどんな武器も意味を為さない。
あの女を屈服させられたらどれほど気持ちいいのだろうか。あの女の仮面を剥がせたら、どんな姿を見せてくれるのだろうか。アンジェーヌから悪魔まで演じてみせる女。
あの女を自分の下で鳴かせたい。ひんひんと泣いて謝らせたい。
「ショッピ、お先頂いたわ」
「あ、ああ」
「私の心は手に入らないわよ」
「……そんなん考えてへんし」
バスローブ姿のAは目のやり場に困る。ショッピは俯いたまま風呂場に入った。先にベッドに転がったAはショッピが出るのを待った。
「……暑いわ」
半裸ででてきたショッピはそのまま隣に寝転がる。
「意外」
「は？」
「貴方も鍛えているのね」
「馬鹿にしとる？」
「褒めてるのよ。素直じゃないわね」
呆れ気味に笑う彼女の表情に、ショッピは理性の限界が来た。かろうじてあった理性が好奇心に負けた瞬間だ。Aの肩を掴んでベッドに押し倒して、バスローブの紐を緩める。
「……男なんて所詮皆そんなものよね。知ってたわ」
「俺にしか見せてくれへん顔とか、無いん？」
「あるわけないでしょう。自惚れてるわけ？」
「ムカつく」
「お互い様よ」
「うるさい」
黙れとでも言いたげに、ショッピは彼女に口付けをする。絡め取られる舌に必死に対抗する。ショッピの舌は歯列をなぞり、Aの舌を奥に押し込んで、唾液を流し込む。唇を離す時、下品な音が響いた。二人の間を繋ぐ糸が切れると、Aはぼーっとした顔でショッピを見上げる。
「っは、なんやその顔。ホンマもんの痴 女やんけ」
「寝ましょう」
「……嫌や」
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名無していう名前の名無し - しゅ、しゅきれぇしゅ‥‥‥。翻訳 やっばばばばば、ワイのドンピシャｷﾁｬｰーーーーー神すぎる‼︎‼︎好きです‼︎‼︎。 (8月11日 15時) (
レス) @page50 id: cfc3f2d0fe (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - スッゴい面白かったし最高でしたぁぁぁ!!!まじで神ですね!!!! (2022年12月10日 13時) (レス) @page48 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！かわいい愛のお話だったなあとしみじみ感じております。ありがとうございます。ひよこの子様の作品の主人公ちゃんってみなさんお可愛いですし生き方に尊敬してます。ありがとうございます。体調にもお気をつけください。好きです。 (2022年9月25日 10時) (レス) id: 0350dafbfb (このIDを非表示/違反報告)
みずき - ん“ん”ん“！！！ック…！どう”どい“！！完結おべでどうございまず！！(泣) (2022年9月25日 2時) (レス) @page45 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - むむさん» 教えてくれてありがとうございます、これから気おつけますm(*_ _)m (2022年9月25日 0時) (レス) id: 07b6abd3f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年9月14日 17時
