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「童貞三銃士は見事に沈んだ訳やけど。どうしたん？お前。オシャレのつもりならファッションセンス鼻くそやで」
「グルちゃん例えが汚い。……ちょっと出来心というか」
するとゾムが機嫌悪そうに肉にむしゃぶりつく。怒らせてしまったと落ち込むA。
「A。ああいうの、二度と着るな」
「……ごめん」
「ちょっと便所行ってくる」
「うん」
泣き出しそうなのを堪えて、ゾムの後ろ姿を見送る。彼が食堂を出て行った瞬間、Aはコップの水を一気飲みして皆に問う。
「どうやったらゾムは私を抱 きたくなる？」
「うおっへ！ゲホッ!!」
「な、な、な、何言うてんねん!!」
「あ、童貞の意見は要らないから」
トントンは思い切り噎せて、ロボロは顔を真っ赤にして慌てている。そんな2人に冷たい一瞥を投げたAは、シャオロンやオスマン達の方を凝視している。
「それであの服かぁ。……アイツもAのこと大事にしたいんちゃう？」
「じゃあ抱 け!!!」
「そういう事大声で言うんじゃありません」
グルッペンに宥められ、Aはストンと席に座る。
「自分から抱きついたらどうです？その無駄にデカい乳を腕に押し当てて」
「ショッピ君！天才」
煽られた部分は全く耳に入っていなかったらしい。Aは彼の手を取って上下に振っている。
「ありがとう！流石有能君！」
「一緒に寝よ？とか上目遣いで言うのもありちゃう？」
「チーノ君！君は神様か？ありがとう、皆。これで脱処女！」
「待て待て待て！処女でさっきからあんな事言うてたん!?」
鬱先生が驚愕する。
「うん」
「それゾムに話した!?」
「昔ね。覚えてないかもだけど」
「好きな女のそういう話忘れるかい！」
鬱先生はバシーンと机を叩く。分かってないAに説明するか迷った挙句、鬱先生はゾムの名誉を守る為に口を閉ざした。
(Aちゃんが処女やから、傷つけんのが怖いんか。アイツ。欲の暴走列車っぽいし)
だがそれは、ゾムの口から言った方が伝わるし、知った時にAはもっとゾムに惚れるだろう。だから外野は余計な水差しをしない。そう決めて鬱先生はニヤッと笑う。
「まぁ、困ったらまた俺らがこうやって案を出したる。俺らも男やしな。ほら、戻ってきたで」
席に戻ったゾムは目を丸くする。
「あれ、お前ら全然進んでないやん。腹いっぱいなん？」
「いや、話が盛り上がってん」
「ふーん、あ。A、俺訓練後シャワー浴びてないけど臭い平気？」
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けんまおし1016(プロフ) - もうこの作品もまじで最高でした!!!!他の作品もみるのはもちろんお気に入り登録もしときました!もう最高でした!!もう言葉にならないです!!!!! (2022年12月11日 9時) (
レス) @page50 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
一条なつき(プロフ) - めちゃくちゃ良かったですひたすら鼻水ズルズル涙ドバドバで読ませて頂きました！！ (2022年10月7日 2時) (レス) @page45 id: 10435debae (このIDを非表示/違反報告)
黒輝 雷音⚡ - 途中emさんが舌打ちしながらカーテン閉めるのでめっちゃ爆笑しちゃいました！(笑)めっちゃ面白い作品でした！ (2022年9月26日 2時) (レス) @page45 id: a7e2765b25 (このIDを非表示/違反報告)
這い寄る脅威(プロフ) - ピくんーーーーー！！！www (2022年8月29日 0時) (レス) @page49 id: 0893c6b06a (このIDを非表示/違反報告)
コム＠スランプなう(プロフ) - 夢主可愛い…zmさんッ！僕にもその子貸しt)))←おまわりさーんこいつでーす 番外編ちょくちょくかいてくれるの嬉しいです😊 (2022年8月28日 13時) (レス) @page49 id: 0ee0aa5caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよこの子
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年8月1日 20時
