第3話 ページ6
月日は流れ−−−
転生した、という衝撃を受けてからかなりの月日が流れた。年数は数えていない。
魔物ってのは人間より遥かに長生きらしく、年を数える習慣がない。もちろん年中行事はするけど…自分の年齢となると大体数百年くらい、とアバウトだ。
体は人間でいう10歳くらいの大きさかな?
ところで今何をしているかと言うと、飛んでる。
里に爺って白髪のおじいちゃんがいて、この人がまぁ強い。長の息子の赤髪の若と、青髪の男の子、たまに紫髪の女の子とほか数名で稽古をつけてもらうんだけど、やばい。全員でかかっても勝てない。
私はほかの子達の上位種族である鬼人らしく、体力と運動神経が人一倍いいため、まだ比較的ついていけてるけど…大半が1,2時間でダウンする。
あ、ちなみに魔物は名前を持たないらしい。これも最初は驚いたけど、名前がなくても意思の疎通ができるから、らしい。(By 助言者)
自分で考えようとしたら助言者に止められた。なんでも、名付けは自分の膨大な魔素を削って行うものであり、名付けによって魔物は強化されるが、付ける側は命懸けなんだとか。
ほんと私助言者さんいなかったら3日で死んでる気がする…
めっちゃ話逸れたな。
今は爺の稽古が終わって自由時間。私はいつも里を出て周りを散歩する。
私たちの里があるのはジュラの大森林という森の中らしい。
暴風竜ヴェルドラという竜に守られている土地なんだとか。もうなんでもありだな、異世界。
森の中を探索する中で、沢山の魔物に会った。
その度に私は亜空間へ収容し、分析、その後解放している。
助言者の分析創造はスキルへも適用可能らしく、収容した多くの魔物のスキルを使用可能になっていた。
例えば
で、大体森の探索を終えた今、次に散歩に行くところを探している。
飛んでいる、というのは最近友達になったレッドグリフォンって炎属性の魔物に乗せてもらってる。そう、あのゲームなどでおなじみのグリフォンだ!超かっこいい。
ちなみにこの子には名前をつけた。魔素の消費量は付ける魔物のランクに比例するらしく、私は転生者というのもあって人一倍の魔素量を有しているから大丈夫なんだとか(By これも助言者)
この子の名前は
完全に私の趣味だ。
939人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「転生したらスライムだった件」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミィ - 16話なんですが、戦いを先に仕掛けた(?)のは、オーガの方だと思います。アニメを見れば、若(紅丸)が『はやとちりをしてしまった。』『許してくれ(セリフ全く違うけど意訳的な)』って言ってたから仕掛けたのはオーガだと思います。私もアニメを見て (11月15日 16時) (レス) @page19 id: cc284cb664 (このIDを非表示/違反報告)
紅白の巫女 - めっちゃ続いてるんだ…すごい。まだ途中だけど恋愛要素あるんですか? (11月9日 13時) (レス) @page8 id: ecef28fcbd (このIDを非表示/違反報告)
おもろー - 38話の上から4行めが、リザードマンではなくリザードンになっています。おもしろーー!!ー!ー (11月8日 21時) (レス) @page42 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 守護者は(マモルモノ)ですか? (2022年7月8日 18時) (レス) @page4 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)
ウニャ - 助言者は(タスケルモノ)ですか? わからないんです、教えてください! (2022年7月8日 18時) (レス) @page2 id: cef953226b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぬこ | 作成日時:2021年8月30日 22時