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久しぶりの探偵社 ページ10

引っ越しの準備や手続きで,最近来れてなかった武装探偵社に久しぶりに手伝いに行ったA。

『お久しぶりです』

「Aさん!?お久しぶりです」

明るい笑顔で出迎えてくれた敦。敦の嬉しそうな声が聞こえた社員達も次々と集まってくる。すると晶子がパッとAに抱き着いた。

「A。元気だったかい?彼奴にイジメられてないだろうね?あぁ〜良かったよ。」

『晶子姉さま!今の所,無事です』

「何かあったら直ぐに連絡するんだよ」

『はい,頼りにしてます!』

晶子は妹のAを溺愛している。久しぶりに尊敬する姉に会えてニコニコのA。

「Aか」

社長室から福沢が出てきた。Aの方に歩み寄るとフッと優しく微笑んで「久しいな」と声を掛ける

『今日は学校が休みなのでお手伝いに来ました。』

「旦那には?」

『あ。云い忘れてました…でも彼も出張で』

「後で連絡すれば良いさ」

『其れもそうですね。事務処理任せて下さい』

────────────────────

武装探偵社の人達と仲良く喋りながら事務仕事をテキパキと熟していくA。

鏡花やナオミもAに久しぶりに会えて嬉しかったのか暫く開放してもらえなかった。でも嫌だという気は起きない。

気付けばもう一寸で七時になりそうな時間帯まで仕事を手伝っていたA。

『もうこんな時間。』

携帯をバックから取り出すA。
一応条野には仕事を手伝う前に連絡を入れといたが

「なんだい…このメールと着信の量」

携帯を覗き込んだ晶子が呆れを通り越した声を出した。

「連絡したはずだよね?」

『勿論です晶子姉さま。でも…
彼的には納得出来なかったようで』

するとAの携帯に条野からの電話が掛かってくる。アワアワとする妹に代わって

晶子が電話に出る

〘Aさん?こんな時間まで〙

〘久しぶりだねェ〜。猟犬
アンタ…(あたし)の妹に何してくれるンだい?〙

〘…これはお姉様。お久しぶりです〙

〘安心しな。アンタの所の副長さんに
この事伝えておいてやるよ〙

『晶子姉さま!!頼もしいです』

ツンデレ作戦!?→←やっぱり面倒くさい



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作者名:御影 | 作成日時:2022年12月2日 13時

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