初めての夫婦喧嘩？ ページ24
「何故,無茶を…？」
「私の判断で行った事です…口出しは無用です(*^^*)」
事故の報告や諸々の作業を終わらせた一同は近くのカフェで話をすることにした。そのカフェはAの同級生,佐藤の両親が経営しているカフェだった。
「私に説明してませんよね？異能の代償について…(ﾆｺｯ」
「話して何になるんですか？(ﾆｺｯ」
「……フフフ、(黒笑)」
「圧をかけても無駄ですよ？採菊さん(*^^*)」
一触即発の気配を醸し出している新婚夫婦心配そうに見守る国木田,敦,谷崎。
一方,隣のテーブル席でケラケラと笑いながら条野に野次を飛ばす��子と福地。末広は我関せずでプリンを食べている。
「私に口答えするとはいい度胸かと」
「
するとカウンターで話を聞いていた佐藤が条野とAの間にお盆を割り込ませる。
「は〜いストップ。腹黒旦那!!」
「…なんですか」
「アンタ,軍警だろ？危険と隣り合わせな仕事してるなら少しは理解きるだろ？Aの気持ち。」
「えぇ,無論です」
「だったら一寸したことでヤイヤイ騒ぐな、ウザい。Aが異能を使わなきゃ,今頃あの母親は腹部殴打によるショックで死んでるよ！」
ムムッと条野を睨みつけたあと,テーブル席に座る条野の同僚たちに謝る佐藤。
「…あ,御免なさい」
「気にせんで良い。寧ろ,条野相手に此処まではっきり言える奴始めてみた!」
��子は90度に下げた佐藤の頭をワシャワシャする
「ヤイ腹黒！A泣かしたら許さないからな！Aは私の恩人なんだ!!」
「………はい」
一方的に捲し立てられた条野はムスッとしながら返事をする。
「夫婦喧嘩ですかね…？」
と敦がカフェオレを飲みながら苦笑いをする。
「あはは…佐藤さん強烈だね…」
つられて谷崎も苦笑している。
「夫婦喧嘩なわけあるか」
中々に個性的なシーンを目撃した国木田は額に手を当ててため息をつく。
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作者名：御影 | 作成日時：2022年12月2日 13時
