文豪と貴方の物語 秋桜

続き ページ22

『貴方の撃った弾丸なんて…
異能で如何にでも出来るわ…痛ｯ』
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芥川
「A!?何故(なにゆえ)，僕(やつがれ)を庇った!」
撃たれて夢主は直ぐ様，敵に反撃して部下達に拘束させます。
『あー…痣が出来てる』夢主が服を少しだけ捲ると銃弾を受けた部分が青痰になっています。
『皮下出血だけだし，大丈夫だよ』
「愚かな‼もう絶対に動くな」
羅生門にグルグル巻きにされて救護班の所に連れて行かれる夢主。


中原
「ばｯ，莫迦か手前!?」
夢主は敵に反撃したあと痛みで地面に片膝を付きます。彼は凄い剣幕で夢主の肩を掴んで怒ります。
『御免なさい…痛ｯ〜。』
夢主が痛がる仕草をすると肩からパッと手を離し，「歩ける…訳ねェよな」と夢主をヒョイｯと姫抱きにしてポートマフィアに帰る彼。
「でも二度とあんな莫迦な真似すんな」
『はい…もうしません』


ドストエフスキー
「痣を見せて下さい…。」
銃で撃たれた夢主。でも敵にメチャクチャ反撃して彼と一緒にアジトに帰ったのですが……。
彼が行き成りソファーに押し倒して来て服を捲ろうとします。
『一寸!?』と彼の手を掴んで痣を見られるのを阻止する夢主。すると彼は…
「見せなさい。手当しますから」
キレ気味で云われた夢主は大人しく彼の手当を受けていると
「Aさん…今回は大目に見ますですが
次やったら容赦しませんよ?」
『あ…はい(察し)』


ゴーゴリ
「ねェAちゃん。……何で無茶したの?」
ニコニコ笑ってると思ったら「何で」の部分で声が低くなりその上真顔になる彼。
完全に怒ってます。夢主が彼の顔を見ながら
『御免なさい…ニコさんが傷つくの見たくなくて…』
と謝ると
「帰ろっか♫」と何時もの明るい笑顔と声のトーンに戻り夢主を外套に包み込みます。
すると彼は夢主の耳元で態と低音ボイスでこう云いました。「次，無茶したらお仕置きね？」
『ﾋｬ…ひゃい、分かりましたァ〜…』と涙目になる夢主。

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