正門の妹、女優やってます (ページ16)

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その2 ページ16

『ほら、私とこじけん、中高同じやったやん』

正門「それで無理やり襲ったんか！？」

『話を聞け！』

大きなソファにAぇの6人と私が座っている
お兄ちゃんはもちろん私の隣でぷんすかしてて、誠也くんとリチャくんは若干笑いながら話し合いを聞いている

『そんで、高1の時にな、文化祭の支度してた時に私が高いところの荷物取ろうとして、こじけんが後ろから支えてくれてたんよ
それなのに私がうっかりバランス崩して、それを助けようとしてくれたこじけんを巻き込んで倒れてしまって

それで、チュッと』

正門「それ以外は何にもされてへん？」

『されてへんわ』

小島「…そういうことやから、俺なんも悪くないから」

佐野「なんだー小島くんが正門くんのことお兄さんって呼ぶ日が来るんかと思ってたのに」

福本「グループ内に義理の兄弟できるん！？笑」

正門「Aはまだ男を知らんでええねん！」

末澤「ジャニーズにおるのに男を知らん方が無理あるやろ」

『それな』

お兄ちゃんとは反対側に座っていた誠也くんとハイタッチ
男タレントしかいない事務所で男と関わるなと？
絶対無理やろ

正門「え、待って？A、経験済みなん？」

『経験済みとは』

末澤「男と寝たことがあるんかってことやろ？」

『なんでそんなこっ恥ずかしいこと言わなあかんねん！
思春期か、思春期講座後の中学生なんか？』

佐野「言えないってことは…？」

福本「そういうこと！？」

『なぁあそこの2人しばいてええ？』

正門「嘘やろ…A…が…どこかの男に…」

リチャ「まぁAも22歳やし、東京で一人暮らししてるんやから」

『リチャくんまで変なこと言わんでや！
そんな、そーいうことしたことないし！
撮影以外で男の人に裸見せるわけないやん！』

正門「じゃあ！Aはまだ処女やねんな？？？」

『そんなキラキラした目でそんなワード出さんでや』

小島「へぇまだA処女やったんや」

『お前なぁ！』

メンバー全員で私のことを処女だとよんでくる
あぁ何で言ってしまったのでしょう
ほんまに、誰か他の人に聞かれる前に黙らせへんと…

猪狩「え！Aちゃん処女なんすか！？」

恭平「えー！A処女やったん！？」

知らないうちにHiHiとなにわがおるんやけど