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黄「しげはパッションが凄いから俺たちの倍の体力使うよな。」
淳太はしげの頭を撫でながら話していた。俺の持ってた体温計でしげの熱を測ると37.7℃と微熱だった。
紫「何度やった?」
緑「37.7℃やけどまだ上がりそうやなぁ・・・」
桃「しげ眉間に皺を寄せてしんどそうやな・・・今日の仕事大丈夫かな・・・」
青「俺もなんか眠くなってきた。しげの隣で寝てもええ?」
緑「流星も具合悪くなるの困るからやめとき?反対のソファー使ってええから・・・」
青「ありがとう、神ちゃん」
収録直前までしげを寝かせると少し楽になったみたいでいつも通りのしげに見えた。
赤「りゅーせーのばーかー!!!」
青「おっ前!待てや重岡ー!!」
黄「来週も是非見てくださーい」
流星と喧嘩落ちで収録が終わりガヤガヤと周りが騒がしくなった時、椅子に座り直そうとしたが上手くいかず床にペタリと座り込んでしまったしげ。
桃「しげ?どした?」
赤「こたき・・・立てへんくなった」
桃「ちょっとごめんな?」
しげの隣に居たのんちゃんがしげに気付いて額に手を当てると「あっつ!!」と大きな声で言ったことでメンバー全員がしげに気付いた。
緑「どしたん?」
桃「神ちゃん!しげのおでこあっついで!」
緑「・・・ほんまや。今日は俺がこいつの面倒見るわ」
力が入っていないしげを背中に乗せて楽屋まで戻ると流星が先に楽屋に居た。
青「しげの荷物ここにまとめてあるで。お大事になしげ。」
そう言って流星は次の仕事に向かっていった。ついでにと俺の荷物もまとめてくれていた。
緑「えっ・・・ほんまにイケメンちゃう・・・?」
流星のおかげですぐに帰れた俺としげ。メンバーに先に帰ると伝えるとも「はよ帰って休ませてあげて?」と言われすぐにマネージャーの車に乗って俺の家へ。その間も全く起きる気配が無かった。
しげが寝ている間にお粥を作ったりペット達にご飯をあげたりと色々と動き回っていた。やっとひと段落してリビングに戻ると寝室から物音が。
緑「しげー?起きたん?」
赤「かみちゃ・・・ごめん・・・」
緑「気づかなくてごめんなぁ・・・シーツとか交換しよな?」
しげは吐き気が襲ってきたが間に合わず毛布を汚してしまった事を涙を浮かべて謝ってきた。毛布やシーツを交換するためにリビングのソファーへ誘導する。
緑「もー泣かんよしげ。余計しんどなってまうから。1回ソファーのとこ行こか」
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Fujitanatsuki14(プロフ) - 照史くんが熱あるのを隠してたけど淳太くんたちにいつもより甘えてみんながおかしいって熱バレて看病される (2021年5月10日 19時) (レス) id: 4927ce89d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏生 | 作成日時:2021年5月9日 15時