ボクラノ Love Story (ページ23)

今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:50,413 hit

8 ページ23

しげから規則正しい寝息が聞こえて寝たことを確認してお粥を作りにキッチンへ。材料を入れて後は煮るだけで暇になった為、りんごを剥いていると寝室の方から大きな音が。

緑「しげ？！どしたん？！」

赤「えへへ・・・トイレ行こうとしたら点滴しとるの忘れとったわ・・・」

緑「大丈夫？針抜けてない？点滴のパック持ってトイレ行こか。1人で歩ける？」

赤「大丈夫やって。神ちゃんは心配症やなぁ・・・」

緑「点滴の事忘れてトイレに行く奴の事心配するに決まってるやろ？」

赤「・・・寝ぼけてただけやもん」

ほっぺたを膨らませて言うしげ。そういう所も可愛いなと思ってしまった。

点滴も終わり俺が作ったお粥もりんごも食べてくれたしげ。だんだん元気になってきたみたいで明日には完治しそう。

先「食欲も出てきてるなら大丈夫そうかな。無理しない程度でお仕事してね。じゃあお大事に。」

赤/緑「ありがとうございました！」

先生が帰るとベッドに横になったしげが後ろから俺を呼んだ。

赤「みーかちゃん。」

緑「なに？」

赤「今日はありがとう。好きやで。」

緑「は？まだ寝ぼけてるんちゃう？寝直した方がええで？」

赤「俺、みかちゃん好きやで。寝ぼけて・・・へんのに・・・」

そう言いながらまたすやすやと寝てしまったしげ。寝ぼけてるやん。

緑「俺も大好きやで。しげ。おやすみ。」

しげの頭を撫でながら話すとしげが笑ったのは気のせいかな。ゆっくり休んでや俺らのセンター。元気になるまでおやすみ。