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順位が付いて居た様です。
有難うございます！ はちゃめちゃに嬉しいです！
あ、本編↓からですー
＊＊
＿＿と言うのが、事の顛末だった。
詰問の気と言うよりは非難の気が大きなAの質疑は、別段答え何て返ってくれば応対こそしてやるが、求めてなどいないと言う事がありありと窺える。
「嗚呼、本当、＿＿」
すうっ、と目を伏せる様に細め、声を更に低くした。
「＿＿よくやってくれたよ」
不快感と表すには余りに激烈な感情が、耳を通って声を聴いた者の脳髄を這いずった。
先程までは未だ、Aが努めて装った平静の為に、少しは柔らかくもなって、マシになって居た方だったらしい。感情を向ける対象の物を、根底から揺らすばかりの熾烈なそれが、彼女の視線に、声に、仕草に、大きく表れている。
いつもであればその穏やかさの為に、更に彼女の印象を柔和な物にする、向かって右の泣き黒子は、Aの眼に揺れる怒りの為にその効果を喪い、寧ろ凄みを増して居た。
「どうも、いつも何処も彼処もぶっ壊して反省の欠片も無い奴等って言うのは、頭に塵でも詰まってるらしいね」
皮肉と共に睨めつけるAの眼は、少しの反駁も許さぬ程の強い感情に満たされていた。
それを正面から真面に食らった二人は、その儘言葉を喪った。
「理解なんて更々求めちゃないが、
捲し立てるように言う。真直ぐに睨み付けたまま。
「＿＿好きだからだ。空が。何よりも、ずっと、空が、飛ぶ事が、死ぬほど好きだから、それを無しに生きるなんて考えられないから」
Aは激昂して居た。
之までにない程に＿＿憤激して居た。
「なあ、それが、自分の手足が塵屑か何かみたいにぶっ壊されて、挙句『何を怒ってる』って？ 嗚呼怒ってるさ、お前らのぶつぶつに切れた神経にも、大鋸屑が詰まった方がマシな脳味噌にも！」
今にも胸倉を掴みかかりそうな勢いのAは、憤怒に顔を歪めた儘、声を荒げた。普段からは考えもつかないほどの激しい口調で、二人を責め立てる。
元々Aはやや伝法な口をきくが、それは常に緩やかなまでに穏やかでフランクだ。
だがそれが今となっては一転して、激しい語気に一役買っていた。
肩を上下させ、荒い息を整える。
Aは少しは気を落ち着かせようとしたが、眼の激怒は色濃かった。
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遥彼方 - 。負け犬団長さん» コメント有難うございます！その辺りは本当に書いていて楽しかったので、そう言って頂けて感涙です。是非ゆっくりと楽しんでらして下さい〜 (2020年3月2日 1時) (
レス) id: b1e6400f22 (このIDを非表示/違反報告)
。負け犬団長(プロフ) - 主ちゃんの怒ったシーンの描写が普段穏やかな主ちゃんとのギャップ？で読んでいてとでもドキドキしました！それと主ちゃんの怒りがひと段落したところでの主ちゃんの空への思いが文章からあふれていてとてもきれいです！ (2020年3月1日 22時) (レス) id: 10fa209271 (このIDを非表示/違反報告)
遥彼方 - 瑠奈さん» コメント有難うございます！前作では大変お世話になりました。勿体無い程のご評価に舞い踊る程の喜びを感じております。此方こそ有難うございます！先は長いですが、楽しんで頂ければ幸いです。 (2019年12月7日 16時) (レス) id: b1e6400f22 (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈 - 蒼から来ました〜前作も感動し、今作の面白さ、読みやすさに感激している今日この頃です。ありがとうございます (2019年12月7日 14時) (レス) id: 8b40ad9508 (このIDを非表示/違反報告)
遥彼方 - 桜舞姫・蝶月姫さん» 有難うございます！続編移行に注力します……少し（？）お待ちくださいませ……！ (2019年12月7日 1時) (レス) id: b1e6400f22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥彼方 | 作成日時：2019年11月13日 0時
