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この世界は不平等だ。

個性と名付けられた異能はその最たる例だろう。




____「ほんと気味が悪いんだよね、その個性」




私は姉さんにはなれない。

たとえ双子の姉妹だとしても。
たとえ限りなく最強に近い個性を授かったとしても。




____「ヒーロー?ヴィランの間違いでしょ(笑)」

____「別の道を選ぶ方がいいと思うぞ」




ヒーローに選ばれたのは姉ひとりだけ。

その事実が私を歪めていく。


だからもう、何が正義かなんてどうでもいい。

見返してやる。

もう二度と姉さんより劣っているなんて言わせない。

そのために私は姉さんの対になる。




悪役(ヴィラン)がいなきゃ 主役(ヒーロー)が輝けないと云うならば。

私がその役を()ってあげる。




誰もが望んだ最低最悪なヴィランの役を。









☆アテンション☆
・以前、別名義で投稿していた小説の夢主設定をそのまま持ってきた小説になります
・不定期更新
・キャラ崩壊しているかもしれません

★他作品(掛け持ち作品)★
きみはスパイに向いてない【MHA】【ヒロアカ】執筆状態:連載中







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設定タグ:MHA , ヒロアカ , ヴィラン連合   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:蜜柑星 | 作成日時:2020年12月7日 20時

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