見えない愛2 (ページ20)

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亮said
今日は俺とすばるくんの仕事が
それぞれ午後からだったから2人でゆっくりしてる。
別にずっと喋ってるとかやないけど
一緒にテレビ見たり、ご飯食べたり…

すると突然電話が鳴った。
ディスプレイを見ると章ちゃんから。
まだ撮影やってる時間のはずやのにどうしたんやろ？

亮｢すばるくん
章ちゃんから電話かかってきたから出てくるね。｣

す｢おぉ。もう撮影終わったんかな？早いな。｣

亮｢せやな。今日はみんなでご飯食べれそうやね。｣

そう言って俺は章ちゃんの電話に出た。

亮｢もしもし章ちゃん？｣

章｢亮！渋やんも家にいる？｣

亮｢おぉおるよ。どうしたん？｣

章｢ちょっとまとめて2人に
話したいから呼んでくれる？｣

章ちゃんのただならぬ雰囲気と焦ってる声で
何か起きたんやっていうのは分かった。

亮｢すばるくん！ちょっと来てー！｣

す｢どうしたん？｣

亮｢章ちゃんが繋いでって。｣

す｢ヤス？これで2人とも聞けるで。｣

章｢あ渋やん！2人ともよう聞いてな。
大倉がさっき倒れて今救急車で運ばれてるんやけど
病院向かって貰える？｣

大倉が…倒れた？
俺は状況を飲み込むのに時間を要した。

亮｢…分かった！すぐ行く！じゃあ切るよ！｣

そう言って電話を切って何をしようか考えていたら

す｢俺車準備するから
亮とりあえず着替えとか持って！｣

と言われたからとりあえず急いで２，３日分の
大倉の着替えを入れた。
こういう時ホンマに
シェアハウスしてて良かったって思う。

すばるくんの運転で急いで病院に向かっていると
村上くんからメールが来た。

村上くんからの様子を聞くと
大倉は結構やばいらしい事が分かった。
お願いやから無事でおってくれ…