見えない愛2 (ページ18)

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隆平said
大倉の会見の日から2週間
いよいよシェアハウスが始まった。
って言うてもずっとこの家におるわけやなくて
暇な人が集まるみたいなラフな感じやけどね。

大倉も仕事復帰してレギュラーに加えて
ゲストとしても色んな番組に出てる。
今は俺とすばるくんと亮ちゃんでくつろいでる。

隆｢テレビつけてええ？｣

亮｢あっええよ。｣

ニ『大倉はもう大丈夫なの？』

忠『おかげさまで。皆さんに応援して頂いたので
何とか乗り越えられました。
改めて1人やないんやなって思いましたよ。』

テレビをつけたら
嵐にしやがれで大倉がゲスト出演してた。

す｢大倉や。｣

亮｢楽しそうやな。良かった。｣

隆｢やっぱ大倉の笑顔ってええな。｣

櫻『それでは企画の方に参りましょう！
今話題のグルメデスマッチ！』

松『大倉はどんな料理が好きなの？』

忠『基本的に何でも好きですよ。』

相『確かに！よく食べるイメージある！』

なんだかんだ3人で最後まで見て
お風呂入ってたら大倉が帰ってきた。

忠｢ただいま～。｣

亮｢おかえりー。
今マル風呂入ってるけど大倉その次入る？｣

忠｢んーそうする。｣

そんな日々が続いていた。

8ヶ月後…
今日はクロニクルの撮影やから5人は同じとこで
亮ちゃんとすばるくんは今曲作り中やから家におる。

裕｢今日何するん？｣

信｢なんか体動かす系らしいで。｣

章｢対決とかですかね…｣

隆｢パーンってやって終わらせましょ！｣

俺らは盛り上がっていて全然気づかなかった。
大倉がやけに静かやったことに…

隆｢今日は…スタジオを飛び出して
フジテレビを速く一周した人が勝ち！
というゲームをします…？概要。
最近更に大きくなった
丸山隆平のお腹引っ込めプロジェクト第1弾として
フジテレビを広々と使った
障害物競走で勝負しましょう。｣

章｢マルのせいやん…｣

裕｢これマルだけでええんちゃうか？｣

信｢俺らもやるん？まじか…｣

『位置についてよーいパーン』

隆｢待って何これ？めっちゃ絡まる！｣

章｢待って村上さん速すぎません？｣

裕｢もうこれ嫌やって！｣

信｢これは俺得意分野やわ。｣

隆｢これで俺のワンパックが引っ込むと思うなよ！｣

章｢あれ？大倉全然こぉへんやん。｣

ス｢皆さん！大倉さんが！｣

突然そう言われて急いで戻ると
スタートして全然経ってない所で大倉が倒れていた。

裕｢大倉？大丈夫か？分かるか？｣

忠｢横山…くん…痛い…痛い…痛…｣

信｢どこが痛いん？｣