見えない愛2 (ページ14)

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すばるsaid
ヤスが倒れて気づいた時には亮が駆け寄っていた。
俺が止めなあかんかったのに…
今これ以上事を大きくしたら
大倉がきっと自分を責める。
やから俺は救急車を呼んで亮とマルが運んできた
ヤスに付き添って救急車に乗った。
ヤス…痩せたな
ダイエットし過ぎちゃうか？
とりあえずヤスを待ってる間Twitterで
世間の反応を確かめた。

『ヤスくん倒れた！大丈夫かな…』

『今の錦戸亮じゃん？何で居んの？』

『関ジャニ∞色々あり過ぎ。解散するんちゃう？』

『えっ待って亮ちゃんいるしヤスくん倒れるし
頭追いつかないんやけど！』

なかなかやな…
ふと視線に気づいて隣を見た。
そこには俺のスマホを覗いて
涙目で青ざめている大倉がいた。

忠｢俺の…せいやん
俺が亮ちゃんとすばるくんに
いて欲しいって言ったから。
俺の為にヤスがメガネとるって言った時
俺が止めてたらヤスはこんなことにならんかった…｣

隆｢大倉のせいとちゃうよ。｣

信｢ほなら無理にでも
俺らがサングラスかけさせれば良かったんやから…｣

裕｢そもそも…ヤスが倒れた時に
俺らが動けなかったのがあかんねんから。｣

亮｢俺も…ごめん…考えればよかった…｣

す｢あんなぁ！
今そんなこと言い合ってる暇ないねん。
考えたら分かるやろ。誰も悪ないって。
やから今はこれからどうするか考えなあかんやろ。｣

こんなこと言ってるけど
ほんまは俺も未だに自分のことを責め続けている。
俺しか亮を止めることは出来なかった。
メガネ持ってきて意地でもかけさせればよかった。
後悔が次々と沸き起こる。

亮｢俺…大倉も章ちゃんもみんな好きやから
誰も苦しんで欲しくない。何かいい方法ないかな？｣

信｢ほいだら守ったったらええんちゃうか？｣

隆｢守る？｣

信｢シェアハウスや。｣

裕｢えっ？ほんまに言うてる？｣

信｢せや。｣

す｢マジか…その発想なかったわ。｣

忠｢お…俺シェアハウスいいと思う。やりたい。｣

信｢へへっ…ええやろ！｣

亮｢でもいいかもしれないですね。｣

隆｢元気印で守りますよ～｣

す｢それはウザイな。｣

隆｢ちょっと！すばるくん！｣

信｢ヨコは？｣

裕｢ええと思うけど…現実的に大丈夫なんかな…｣

亮｢やるしかないでしょ。守るには！｣

裕｢でもある程度期間を決めて
やった方がええんちゃうかな…
お互い自分の家のこともあるし。｣

隆｢そこら辺はパーッと
上手くやったったらええんですよ。｣

裕｢うーん…せやな！｣