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亮said


起きたら真っ白い天井と
少しキシキシ言うベッド。
腕には点滴がついていて
何があったのか必死に考えた。

あっ、俺…大倉の前で倒れたんやった。
やってもうたなぁ
どないすればええんや?
そんなことを考えていたらお医者さんが来た。

医「あっ、錦戸さんおはようございます。

気分は悪くないですか?」

亮「えっあ、はい。大丈夫です。」

医「先程

横山さんからこちらに向かわれる

と連絡を頂いたので

まもなくいらっしゃると思います。」

横山くんにも迷惑かけてもうたな。
あっ、仁どうしてるんや?

亮「あの、大倉の他にもう1人人いましたよね。

その人どうしてますか?」

医「まだいらっしゃいますよ。

こちらにお呼びしましょうか?」

亮「お願いします。」

そう言うとお医者さんは仁を呼びに出ていった。
仁が先に来ると思いきや、横山くんと一緒に来た。

仁「もう大丈夫か?」

亮「うん。横山くんもごめんね。」

裕「全然気にせんでええよ。

どっくんも無理せんといてや。」

亮「ありがとう」

裕「あっ、そうや。あと…1時間くらいやな。

で、ヒナとすばるも来るから。」

亮「えっ?すばるくんも?」

ちょっと嬉しいな。会うん結構久々や。
村上くんも忙しいのにほんま申し訳ない。

裕「なぁ、大倉とはまだ会えへんよな。」

大倉の名前を聞いた途端、
さっきの記憶がフラッシュバックしてきて、
勝手に体が震えた。
大倉が悪いわけやない。
だけど…まだ、

亮「ごめん…無理やと思う」

裕「無理せんくてええよ。」

仁「ごめん、そろそろ俺帰んないと」

亮「あっごめん…ありがとな」

仁「おっけおっけ、なんかあったら言って。

じゃあ亮をお願いします。」

裕「おう。」

そして仁が帰って横山くんと二人きりになった。

裕「最近頑張ってるな。

体、大丈夫か?忙しいやろ?」

正直横山くんが俺の活動を知ってくれているとは
思っていなかった。
村上くんと最後まで
俺が抜けるのを止めようとしてくれて、
そのおかげで入れ違いもあったから…
今の仕事を見てくれているのはすごい嬉しい。
たくさん話し合って、
少し喧嘩口調になって、
お互いを避けて…
そんな日々さえなぜか懐かしかった。

亮「ありがとう。大丈夫やよ。友よ、いい歌やね。」

裕「せやろ!あれめっちゃええねん。」

横山くんとこんなにゆっくり話したのは
かなり久しぶりだった。
やっぱ楽しいなあ

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作者名:黄色担 | 作成日時:2019年10月17日 23時

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