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6.八つ当たり ページ8

兵舎にもどった俺はバターン!!と勢いよく扉を開けて
アルミンと話をしているエレンの所まで歩いた。


.



何が調査兵団だ…


何が壁の外の世界だ……


笑わせんじゃねぇよ



いつから……、


いつからお前と一緒にいたと思ってんだよ!!




今まで何かあったら何でも相談してたじゃねぇか…

そう思ってたのは俺だけだってのか?



ふざっけんなよ…


どうしていつもいつも独りで抱え込もうとする?

どうして俺を頼ってくれない?



俺は、


俺はお前のことが……―――



.




「おい、ジャン!もう少し静かに入ってこいよ

教官に怒られちまうぞ」




「てめェの所為だぞエレン!!!」


バキッ


という鈍い音が、俺が叫んだと同時に聞こえてきた。




俺はエレンをおもいっきり殴った。




突然のことに驚いたエレンは受け身の体制すら
取れずに吹っ飛ばされた。


エレンの頬を殴った右手の甲は
じんじんと熱を帯びていた。



.


「…痛ってぇ……


ジャン!!いきなり何すんだよ!!?」



「何すんだよだと!?


それはこっちのセリフだ!!!

てめェのお陰で俺ァ今最悪の気分なんだよッ!!!」



そう言ってもう一度エレンに殴り掛かろうとした時、




「ジャン!!何やってるんだ!?落ち着け!!!」



またもやマルコが止めに入ってきた。

今度は俺のことを背中からガッシリと掴んでいるので
俺の体は動けない。



「ジャン!君のやってることはただの八つ当たりだ!
そうだろ!!?」


「はぁあ!?ふざっけんなよ!!!

八つ当たりなんかじゃねぇ!!

エレン!!てめェがAに余計なこと言ったから
アイツは調査兵団に入るなんて言い出したんだろーが!!!」



俺の言葉にエレンの体は固まった。



「Aが…調査兵団……?

なっ、どうして…」
「それがてめェの所為だって言ってんだよ!!」

「はぁあ!?なんで俺の所為なんだよ!!」





「落ち着け二人共!!!!!!!」


「「ッ!!」」




マルコの大声でエレンと俺は静かになった。
俺たちだけじゃなく、周りでこの怒鳴り合いを盛り上げていた奴らも。


それからさっきまで何も話してなかったアルミンも
エレンに医務室に行くよう促し、この場からエレンを離した。



「…ジャン…少し落ち着いたほうがいいよ?」


そう声を掛けてくれたのはマルコ。
何だかんだ言って心配してくれるコイツは
本当に良い奴だ。


…ていうか、さっきまで食堂にいたマルコが
何でもうこんな所にいるんだ?

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カラ松ガール(プロフ) - すっげぇ面白かったです!更新待ってます!大好きです!(唐突) (10月20日 9時) (レス) id: addc97a0c8 (このIDを非表示/違反報告)
由美(プロフ) - 続き、楽しみにしてます! (2019年4月25日 3時) (レス) id: 0c06f896af (このIDを非表示/違反報告)
わー(プロフ) - 更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2016年1月11日 22時) (レス) id: 8cf7868275 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - 更新おねがいします! (2016年1月11日 9時) (レス) id: 90a1ec73c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふーこ - 面白いです!更新頑張ってください (2015年8月18日 21時) (レス) id: a8e91fe3e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるぶ | 作成日時:2015年3月26日 14時

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