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「起きなさい!」


と、お母さんの声が聞こえる。


「…もうちょっと…。」


と、私が言ったような研磨が言ったような。
寝ぼけてたから自分が言ったのかも判断がつかなかった。
でも研磨が「むう…」って言ったことだけはわかった。


「いつまで待たせてるの!」


そう、怒鳴られている気がする。
それでも重い瞼は開けられない。
そして、心地いい人肌の温かさ…。
最高の寝心地だ。

とか思っていると、ガバッと布団が取り上げられる。
春特有の寒さが身体中を襲う。


「むあ…。」


2人して驚いて、起きた。

そして、2人で部屋を出てとぼとぼと、階段を降りて、歯を磨く。

終わったら、各自の部屋で制服に着替える。
髪も結び終わって、部屋の外に出ると研磨も同時に出てきた。

そして同じ速度で、階段を降り、靴を履いて、外に出る。

2人して、全く同じ速度で行動するもんだから、いろんなところで混み合ったが無事外に出れた。


「…いってきます。」

「…いってくるね。」


いってらっしゃい、という母の声が半分驚いていたのが、閉じかけていた扉の向こうからわかった。
そりゃあ、突然不登校児が学校に行くのだから驚くのも当然だ。


「…クロ、おはよ。」

「クロ…おはよ、来たよ。」


私は研磨に続いて、玄関の外で待っていたクロに挨拶をした。
そうするとクロは目元を押さえて、


「本当に…本当に来るなんて…!!父さんは感動した…!!」


と言った。
私は思わず、


「お前は誰だよ…。」


って言う。
それに、こんなお父さんは嫌だ。



そんなことを思いながら、何ヶ月ぶりに3人で登校をする。
といっても、私も研磨もずっとスマホをいじるかゲームをしているが。


「ところでよ、2人とも、朝飯は食ったのか?」


と、クロに急に話しかける。
チラッと目を動かし、研磨と目を合わせる。
そして、ううん、と2人で首を振った。


「おいおいおい…。ちょっとこっち行くぞ。」


クロが通学路から外れた道を指さした。
私たちは反対の意思を表明するため、そのまま通学路を歩く。
しかし、背負っていたリュックとフードを掴まれて引っ張られた。

梟に掴まれた子猫→←寝落ち



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- 内容がすごいわかりやすいです。続き待ってます (5月7日 22時) (レス) id: 2b1a6cecc8 (このIDを非表示/違反報告)
hitoesasami(プロフ) - kajjjenさん» 読んで頂き本当に感謝です…!!それに面白いなんて言って頂けて嬉しいです…!!応援、ありがとうございます、更新頑張ります!!  (4月6日 17時) (レス) id: 41b3c0e585 (このIDを非表示/違反報告)
hitoesasami(プロフ) - 清川さん» 全然わかりやすいっすよ…!!そしてな、なんと!!??そんな…嬉しすぎます…!!頑張ります!!本当にありがとうございます!!嬉しすぎて…(´;ω;`) (4月6日 17時) (レス) id: 41b3c0e585 (このIDを非表示/違反報告)
kajjjen - コメント失礼します!初めてこの作品を読ませてもらいましたが本当に面白いです!応援してます(^^) (4月6日 9時) (レス) id: 6e12a7e235 (このIDを非表示/違反報告)
清川 - hitoesasamiさん» 俺、文作るの下手だから、伝わってよかった^^ログイン出来てないからお気に登録できないけど、ログインしてたら絶対お気に登録してた。しかも俺の中で☆100くらいついてるw頑張れ (4月1日 20時) (レス) id: bdf93be9d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hitoesasami | 作成日時:2020年3月26日 3時

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