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「にしたってもうちょっとやり方っつーもんがあったろうよ…」
「大きな怪我はすぐに治ったろう」
「だからこそリクオたちがどえらいビックリしてたんだよ」
頭に蛇が降ってきたと思えばそれが光って急に消え、貫通していた刀傷やら何やらが消えたのだから
「あの時のリクオたちの慌て方はなかなか面白かったのう」
「総大将は蛇のことを知っておりますからな、慌てぬでしょうが………流石に急に頭上から蛇が落ちてくるのは驚きましょう」
「リクオは何か言っておったか？」
「いや、何が起きたかさっぱりわかっとらん様子だった。
ただあの光が鯉伴の力に似ておることだけはなんとなく気づいていたようじゃが」
「ほう」
ぬらりひょんによると、その為本家へ帰ったあと鯉伴に鯉伴の持つ治癒の力で蛇を作れるかという質問をしていたそうだ
当然鯉伴はそんな力はないと即否定していたらしい
「リクオはやはり鋭いな。
よくそんなすぐに鯉伴の力と似ていることに気がつくものだ」
「ガキの頃はよくやんちゃして怪我してたのこれで治してたからな。
だから直ぐに気づいたんだろうよ」
「ほう？リクオにはそのような時期があったのか」
「昔な」
「初めて覚醒した辺りまでは本当ガキの頃の鯉伴にそっくりだったんじゃぞ？リクオは」
「そうなのか？どれ、その話をよく聞かせてくれ」
リクオとは小学校では疎遠になっていた為にその頃の孫のことは知らない
だから聞かせて欲しいと私はぬらりひょんたちにせがんだ
彼らは直ぐに二つ返事をし、あれやこれやとリクオの昔話をしてくれた
幼少期はよく鯉伴の寝床に潜り込んでいただの、ぬらりひょんと一緒に無銭飲食していただの、カラスの羽を毟り始めた時もあったなど(それはさすがに心配した)
その数々の話を聞き、思ったのは
「………リクオは鯉伴にもよく似ておったのだな………」
「ん？そりゃどういう意味だ、おふくろ」
「今のリクオを考えると人間のリクオはぬらりひょんにも鯉伴にも似ておらんからな。
母の方に似ておるのかと思っておったが…
リクオはお前に似てるな、鯉伴」
「そうか？？」
鯉伴は自分にそんな頃あったか？と言いたげな声を出す
自分の事となると流石に忘れておるか、こやつ
「お前もガキの頃はイタズラ好きの小僧じゃったからのう」
「私や雪麗にはせんかったがぬらりひょんや下僕たちにはよく仕掛けておったろう」
「あー………そりゃ相当前の話じゃねぇか」
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江(プロフ) - 紅葉さん» こちらこそありがとうございます！待ち望んでいただいてるようで嬉しいです。更新頑張ります！ (2020年11月12日 18時) (
レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - MAREさん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 更新ありがとうございます！早く遠野編や京都編なども読んでみたいです。これからも更新頑張ってください！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - 更新まってましたー！更新ありがとうございます(o^-^)これからもゆっくり頑張って下さい！応援してます〜！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - あいねこさん» いえ、一応まだ更新はします。ただ単に今亀更新なだけです、すみません汗 ですが、サイトへの移行が終わればどうするかわかりません。でも現在としてはまだ更新いたします。 (2020年10月29日 21時) (レス) id: 088474bcfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月21日 15時
