＋＋＋＋＋ ページ28
.
「あの日あの女はお父さんのこと『お父様』って呼んでお父さんはあの女をさっき『乙女』と呼んだ。
あの女の依代になった"元"の女とお父さんがどんな関係だったかは知らんけど……」
「A……」
「お父さん、あんたここで何やってんだ」
「へ？」
「あんたがあの日のこと探るために二代目降りたのは知ってたよ、割と前からね。
なのに、答えがすぐ目の前にあるのにあんたここで何やってんだって聞いてんだよ」
いきなり父親を責めだしたAにぬらりひょんも幹部も河童もびっくりだ
「手前のガキが死ぬ気で戦って、その真実解こうと命かけて闘ってんだろうが。
だったらその姿、その目ん玉かっぽじって見てついでに羽衣狐のナイスバディ舐めるように見て来やがれ！！」
「いやなんかそれ目的ちげぇよ」
「くっそ羽衣狐私の肝喰いたいのか殺したいのかどっちかにしろってんだクソババァが」
肝喰うと言い出したり、死ねと言い出したりなんだってんだ
「とりあえず京妖怪マジでファッ○。河童ァ！」
「はい？」
「ジェット噴射みたいな感じで私の事送り出してくんね？あっちに」
「……届くかわかんないですよー？」
「届かせろ！あそれでもキン○マついてんのか！」
「A様それアウトです」
いいからやれ！と言えば河童は行きますよ〜といつもの口調でジャンプしたAの足目掛けて水を凝縮した水鉄砲を当てた
Aの目論見は成功したものの……
「ギャァァァァァそこの天狗退けェェェェェ！！！」
「は？ウワァァァァァァ！！？」
「ふんふわ飛んでんじゃねぇたまには地面と仲良くしろやクソッタレェェェ！！！」
「グファッッ」
「ちょっと強すぎたかなって思ったけど流石A様〜、その勢いで飛んでる天狗に蹴り決めて地に叩き落としましたよ〜」
「……ワシは孫娘が末恐ろしいぜ」
「俺も娘が末恐ろしいぜ」
そういえば、着地どうするの？
(A様は……勇ましいですな)
(強いんだがバカとアホが先走ってすっかり忘れちまうんだよな)
(それよりワシらも早う中へ行くぞ)
(おう)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「家族」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - 抹茶まちゃさん» 面白いと言っていただけてホントに嬉しいです！！頑張りますね！ (2020年3月13日 16時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 透騎さん» そんなこと言われると私も涙でそうです…！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月13日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神音(かぐね)さん» 提案ありがとうございます！これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2020年3月13日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
抹茶まちゃ - もうほんとに面白すぎて何回も泣きました。これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年3月9日 23時) (レス) id: 16b9a6e8fc (このIDを非表示/違反報告)
透騎(プロフ) - 面白すぎて涙でそう…過去類を見ない名作では？？？何度読み返しても面白いです。更新、頑張ってください！ (2020年3月9日 14時) (レス) id: 77908472ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：江
| 作成日時：2020年1月12日 23時
