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「なあなあコッチ来てみろよ。
なんかフルーツがたくさんなってる!
良い匂いなんだゾ〜!」
「ちょっとグリムあっちこっち行ってないで目的の物を探せ!」
「でも見た事ない植物がいっぱいあるね」
「ユウまでピクニックに来てるんじゃないんだからさ」
私寮長探す任務もあるんだよ…
「いって!」
「ん?」
「グリム、声低くなった?」
今の声……
「おい。人の尻尾踏んでおいて素通りとはいい度胸だな」
「あ、いた」
私は発見した瞬間ラギー先輩に光の速さで連絡を入れて置いた
レオナ・キングスカラーは植物園にあり、と
「アンタここの管理人さん?
それにしては柄が悪いような……」
「イヤイヤイヤ、グリム。
この人が管理人に見えたらそりゃやばいから」
「こちとら気分よく昼寝してたとこだってのに思いっきり尻尾踏みやがって。最悪だ」
「そんなところに尻尾出してる寮長が悪いんですよ?」
「ああ?Aじゃねぇか。何してんだ」
「寮長も何やってるんですか。
ラギー先輩から連絡来ましたよ、私のところに。
『補習あんのにあの人消えたッス!至急捜索願う!』って」
「チッ、ラギーのやつ……」
そんなことを話していると固まっているユウたちを見て寮長は口を開いた
「お前…あァ入学式で競に魔法が使えねえって言われてた草食動物か。
ふうん…スンスン……」
「ヒィ…」
「ちょっ、寮長それはダメですよ。絵面が」
何ユウの匂い嗅いでるんですかあなた
「………はっ。本当にちっとも魔力の匂いがしねえ。
無抵抗の相手を痛めつけるのは気がすすまないんだけどなァ」
「うっ、なんだかわからねえけどコイツに睨まれると背中の毛がゾワソワするんだゾ!」
「このレオナ様の尻尾を踏んでおいてなんにもナシってそりゃねぇだろ?
気持ちよく寝てたところを起こされて機嫌が悪いんだ。
歯の1本でも置いてけよ」
「えええええ!」
「寮長ダメですよユウだってわざとじゃないんですから!」
「んだよ、A」
ユウと寮長の間に入って何とか仲裁しようと私はした
「お互い非があるんですからお互い悪い。はい終わり」
「終わるわけねぇだろ」
「なんでそんなめんどくさい事にするんですか」
「Aが気をひいてる間にユウ早くずらかるんだゾ!」
「グリム今の発言は聞き捨てならない私を餌に逃げるって!?」
「レオナさーん!」
ああ!救世主!!
「…………あ?」
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江(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます!直しました!どうぞ楽しんで読んでいってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました!更新頑張ってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります!笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです!次も楽しみにしてます! (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます!楽しんでいただけたようで嬉しいです! (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月24日 15時