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私の話を聞いて ページ39

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「例えばほら、あいつ」



そういってトレイ先輩が指さしたのはジャックだった
寮では度々顔を合わせるためいつもその度に会話をしてコミュケーションはとっている
私的にはもうお友達の人



「犬の耳が生えてる!?」

「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな」

「それな〜!
運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。
肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか?
黄色と黒の腕章をつけてるのはサバナクロー寮」

「ん?じゃあAは黄色と黒の腕章だから、サバナクローなんだゾ?」

「うん。私サバナクローだよ?」

「じゃあAも運動とか格闘とか得意なのか?」



デュースがケイト先輩の言っていたことをそのまま聞いてきた



「うん、得意だよ」

「そういえば確かにAちゃんサバナクローなんだね?
あそこ荒くれ者というか、そういう人多いけど大丈夫?」

「大丈夫ですよ。
私キングスカラー寮長と寮ではよく一緒にいますしこの間女だからって喧嘩売られたのでそれ買ってぶっ飛ばしたら今のところはそれ以降売られてないです」

「あ、うん。サバナクローの寮生だねAちゃんは」



ケイト先輩にすごい微妙な顔されてそんなことを言われた



「喧嘩売られて返り討ちて…
お前女のくせに何やってんだよ」

「だって女なんだから俺らの下の世話しろよ、どうせ寮長にもしてるんだろ?みたいなこと言われたからとりあえず飛び蹴りしたよね」



うちの寮長そんなことさせるわけないのに
ラギー先輩曰く夕焼けの草原は女性に優しくするのがモットーとしてある国らしく、ほとんどの人たちは女性に優しくするらしい
例に漏れず寮長も何だかんだ私に優しいのだ



「うーっわ、そりゃ飛び蹴りされても文句言われる筋合いねぇわ」

「最低だな…」

「Aちゃん大丈夫なの?サバナクローで……」

「何かあったらオレ様たちが助けてやるんだゾ」

「うんなんか変な心配かけたみたいでごめん」



私悪魔だから獣人であろうと腕力でも勝ってるんだわ



「俺たちも何かあれば力になるからな。
女子一人だけで何かと不便だろうから、遠慮なく言ってくれ」

「ありがとうございますトレイ先輩」

「じゃあ話戻すけどあっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは?」



そういって指さされたのは銀髪の口元にほくろのある男子



「彼はオクタヴィネル寮だな。
その手前のテーブルに座っている臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ」



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(プロフ) - 國永さん» ご指摘ありがとうございます!直しました!どうぞ楽しんで読んでいってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
國永(プロフ) - 退学は勘弁して欲しいが、大学は……になってました!更新頑張ってください! (2020年5月31日 0時) (レス) id: 513d619ea6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおさん» 共感してくれた笑 ホント突然過ぎてとんでもないものが心臓に突き刺さりましたよ笑 そして応援ありがとうございます!更新頑張りますね! (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - わかります!笑おじたんにも、エースにもやられました笑笑 今回の話もめっちゃ面白かったです!次も楽しみにしてます! (2020年5月29日 19時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 黒揚羽さん» コメありがとうございます!楽しんでいただけたようで嬉しいです! (2020年5月26日 12時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月24日 15時

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