出会い ページ4
船は既に一度嵐を通り今も尚二つ目の嵐をくぐっている。
船内には船員を除いて、4人の人間がいた。
一人は黒髪ツンツン頭の少年。
一人は背の高い老け顔←
一人は金髪の中性的な顔立ちの青年。
そして最後の一人は、誰もその存在を認識していなかった。
この4人は全員ハンター志望の試験受験者だ。
となると、当然神経が尖っているわけで。
案の定、金髪青年と老け顔←が決闘に発展する喧嘩をしていた。
『…くぁぁ…寝たなぁ………ん？』
甲板で今にもぶつかり合いそうな気配の二人を、マストから眺める。
なぜ嵐の中、マストに平然といるのか。
それも、この場にいる全員が彼女の事を認識していなかったため、わからなかった。
『なんだい、争いかい？…くだらないねぇ』
のほほんとつぶやく。頬杖をつきつつ、しかし止めようとはしない。
少し楽しみだったからだ。
だが、もうぶつかる、といった刹那、船の破損部分が壊れ、船員がぶっとばされた。
「カッツォ！！」
その光景には、流石に二人も止まらざるを得なかった。
助けようと動いたのは、まず老け顔…もといスーツの男性。
次にツンツン頭の少年。少し距離があるところから走り出す。
金髪青年は少し遅かった。
二人が飛ばされた船員の足を掴み損ねた次の瞬間、ツンツン頭の少年が何も掴まずに飛びだした。
それを掴もうとした二人よりほんの少しだけ早く、上からロープが伸びた。
それは少年の体に見事に巻きつき、少年の命を救った。
「な…」
「はぁ…！？」
二人が驚いているさなか、船員は無事に引き上げられ、少年も甲板に降ろされた。
「だ、誰が…？」
『おいおい、ボウヤ。それはないんじゃないかい？』
そうして、彼女はようやく皆の前に姿を見せたのだった。
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ＫＯＨＡＫＵ - とってもおもしろいです 爆笑してますwww (2014年12月19日 15時) (
レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ＫＯＨＡＫＵ - この夢主 はやみねかおるさん著の「怪盗クイーン」のクイーンに似てます (2014年12月19日 15時) (レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - ふ、ふな○しーwwwwww楽しいんですかwwwでは、全力で頑張ってくださいwwwww (2014年4月27日 22時) (レス) id: ef548354e3 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 無理ではないですよw書いてると楽しいし楽しみにしてくれてる方がいるってだけでふな○しーのようにテンションあがりますからw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁（一部除く） - 一日必ず一話更新します(ｷﾘｯ…テスト期間とかは…あれですけど…多分深夜に更新しますw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：2Dの皆は俺の嫁（一部除く） | 作成日時：2014年4月15日 23時
