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歓喜 ページ23

大きなシェルターにかがげられた看板には、正午に二次試験スタートと書かれていて、その上に時計があった。

ヒソカとAは、暇つぶしにトランプをやっていた。

ヒ「…はい勝ち♥︎」

『ぬぅ…あんた強すぎだろう』

頬を膨らませて拗ねる彼女の機嫌取りは何にしようかと考えるヒソカ。

その時、丁度シェルターの扉が開いた。

中には、横にも縦にも大きな男と、対象的にスレンダーな美女。

美女の髪型が個性的なのは突っ込まないでおく。

そして、あの猛獣の唸り声のような音はどうやら男の腹の音らしい。

あんな音が人間にだせるのだろうか、と軽く真面目に悩んだ受験生達であった。

「どお?おなかは大分すいてきた?」

「聞いてのとおり、もーペコペコだよ」

「そんなわけで二次試験は
料理よ!!」

その後説明があったのだが、Aの目がキラキラと輝いていた。

話なんて耳に入っていないかのような期待っぷりだ。

ヒ「…師匠?」

『ヒソカ。あたしの時代がきた』

興奮冷め切らぬ状態で話す彼女。

何を隠そう、彼女は料理が大得意。

ヒソカにある程度の家事を叩き込んだ時にはヒソカが瀕死になりかけたとか。

『料理を舐めてる連中はあたしが叩きのめす』

そのセリフを聞いた周囲の受験生達が静まり返ったのはここだけの話。

「オレのメニューは、豚の丸焼き!!オレの大好物」

豚の種類は自由、と締めくくって開始の合図を出した。

『いいかいヒソカ、たかが料理といって舐めるんじゃないよ』

ヒ「…分かってるよ♥︎」

過去の出来事を思い出したのか、ヒソカの顔色が僅かに悪くなった気もする。
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『分量が違うっ!』
『菓子でも作るつもりかい?』
『見た目が悪い料理なんて最悪だよ』
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などなど、他にも色々言われていた。

もう絶対に料理で失敗できない、と試験より意気込んでヒソカは豚を仕留めにかかった。

ひとまず→←到着



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KOHAKU - とってもおもしろいです 爆笑してますwww (2014年12月19日 15時) (レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
KOHAKU - この夢主 はやみねかおるさん著の「怪盗クイーン」のクイーンに似てます (2014年12月19日 15時) (レス) id: 5177bf1c6e (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - ふ、ふな○しーwwwwww楽しいんですかwwwでは、全力で頑張ってくださいwwwww (2014年4月27日 22時) (レス) id: ef548354e3 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁(一部除く) - 無理ではないですよw書いてると楽しいし楽しみにしてくれてる方がいるってだけでふな○しーのようにテンションあがりますからw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)
2Dの皆は俺の嫁(一部除く) - 一日必ず一話更新します(キリッ…テスト期間とかは…あれですけど…多分深夜に更新しますw (2014年4月27日 20時) (レス) id: 50bb1b0076 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:2Dの皆は俺の嫁(一部除く) | 作成日時:2014年4月15日 23時

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