水流少女のヒーローアカデミア (ページ41)

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緑谷｢警報！？｣

〘セキュリティ3が突破されました

生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難して下さい〙

飯田｢"セキュリティ3"って何ですか？｣

｢校舎内に誰か侵入してきた時に鳴る警報だよ

三年間でこんなの初めてだ！！君らも早く！！｣

先輩らしき人はそう告げて走っていった

しかし

｢押すなって！｣

｢ちょっと待って倒れる！｣

｢押ーすなって！！｣

避難しようにも、食堂にいた人達だけに限らず

色んな人達がパニックになり、あっという間に

廊下はぎゅうぎゅうになり、逃げられなかった

麗日｢いたっ！！急に何！！？｣

飯田｢さすが最高峰！！危機への対応が迅速だ！！｣

『関心してる場合じゃありません！！』

緑谷｢迅速すぎてパニックに！どわっ！しまったー！！｣

3人『｢｢緑谷君！！！/デクくん！！｣｣』

緑谷君は人に呑まれてしまい流されてしまった

かというAも

『(いけない！電車とかに乗ってないからたくさんの人から押される力を押し返す力がない！)』

とAが前のめりに倒れる瞬間

パシッ

『！？』

とAの腕を誰かが掴んでくれた

『(助かった、一体誰か？)』

掴んだ腕の先を見ると

『ば、爆豪君！？』

なんと爆豪君だった

グイッ

『キャッ！？』

爆豪君はいきなりAを引き寄せ、

Aを庇うように覆った

『(ち、近い///)』

二人の距離はかなり近かった、鼻がくっついてしまうくらいに

ふと顔をあげると、人に押され苦しそうな顔をしてるが、真剣な顔でAを見つめる爆豪君の顔が見えた

それを見たAは顔を真っ赤になる

しばらく二人はじっと見つめあっていた