水流少女のヒーローアカデミア (ページ26)

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また右の大振りで緑谷君を攻撃し、そのまま腕を掴んで、爆破を使い回転

勢いをつけ、思い切りコンクリの床に叩きつける

『(これじゃただの一方的な暴力になってしまう)』

芦戸｢リンチだよコレ！テープを巻き付ければ捕えたことになるのに！｣

常闇｢ヒーローの所業に非ず……｣

上鳴｢緑谷もすげぇって思ったんだけどよ…

戦闘能力において爆豪はセンスの塊だぜ…｣

オールマイト｢(止めるべきなんだか、

止めてあげたくない)｣

芦戸｢逃げてる！｣

切島｢男のすることじゃねぇけど仕方ないぜ…

しかし、変だよな、なんで？｣

『(あんなものを見せつけられているのに先生はなにしてるの！？)』

Aは何も言わないオールマイトに怒りを覚える

『オールマイト先生…もう、止めてください！！』

そしてAは今まで出したことのない声量で訴えた

オールマイト「水流少女、しかし…」

『このままでは緑谷君、怪我では済みませんよ！』

オールマイト「くっ……」

明らかに危険な状況だ

それでも止めないオールマイトに、Aは違和感を抱く

『何か止めたくない理由でも、あるのですか』

オールマイト「！」

その指摘にオールマイトは明らかに動揺した

『オールマイト…あなたは、『先生』なんでしょう！』

どんなに止めたくなくても、先生としての立場なら、

私情をはさまず、生徒の安全性を確保するのが道理

オールマイト「くっ……！」

オールマイトもそれはわかっている

どこか歯がゆそうにしていた