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16話 ページ20

『・・・ただいま』
「おかえり、真綺ちゃん」
『・・・』

私は話しかけてきた叔父を無視して自室に行こうとした。
だが、叔父に腕を捕まれる。

「無視なんて酷いなぁ。久しぶりに会えたのに。今夜、ね?」

そう言って馴れ馴れしく、私より一回り大きい手でいやらしく身体を触ってくる。
気持ち悪い。

『・・・わかってますよ』

適当に返事をする。腕を振り払ってから自室に向かった。


制服を脱ぎ、部屋着に着替える。
スマホを見ると、一件の電話が入っていた。

『留守電残してって言ってんじゃん・・・』

かけ直すのめんどいのに。
prrr...

「もしもし?真綺?」
『うん』
「だいたい分かるだろうけど、依頼ね。僕はとりあえず今回は待機。そこまで難しくないから真綺一人でもいけると思うし。場所は・・・」

私に暗殺依頼の説明をするのは、仕事の相棒である月宮天音。私が信用できる数少ないうちの一人だ。幼馴染みのようなもので、幼い頃から一緒にいることが多かった。

『OK。とりあえず、何かあったら天音のこと頼る。』
天音「うん。じゃ、僕はこれで。またねー!」

電話が切れる。天音の声久しぶりに聞いたな。やっぱ落ち着く・・・。
天音はまぁ・・・はっきり言えば男の娘()←
可愛い系・・・あざとい系である。何なら私よりも可愛い。そして私は天音に会う度に自分の愛想の無さに泣く←←

『・・・やっぱ会いたいなぁ。』

気付けばそう呟いていた。
天音とは一年程会っていない。たまに思い出すと会いたくなる。
しかも今日の夜は・・・

『・・・勉強しよ』

頭から消そう。今は考えないように。
嗚呼、逃げたいな─────────────

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46(プロフ) - re yamさん» 初めまして!いつも読んでいただきありがとうございます!続き、楽しんでいただけるよう頑張ります! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)
re yam(プロフ) - 初めまして、いつも読ませてもらってます!すごく面白くて続きが気になります。これからも頑張ってください! (2020年1月7日 17時) (レス) id: a3a55d2093 (このIDを非表示/違反報告)
46(プロフ) - 柊りあさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月7日 10時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になる〜!更新楽しみです! (2020年1月7日 6時) (レス) id: 18aaf501b2 (このIDを非表示/違反報告)
46(プロフ) - あやのさん» ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!!頑張らせていただきます! (2020年1月6日 23時) (レス) id: 06efcbf80c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:46 | 作成日時:2019年10月13日 21時

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