今日、好きになりました。待宵編 2

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澪「全然、話せれば誘うのなんてどっちでもいいから」

「…普通に翔吾くんと話せるの、これが最後かもしれないって思うと寂しいね」


翔吾「…うん、そうやな」

「僕が決まってへんから誰のことも安心させてあげられへん」


澪「そんな悲しそうな顔しないで」

「…私、昨日翔吾くんのどういうところが好きって言ったか覚えてる？」


翔吾「…笑った顔やったっけ？」


澪「うん」

「最後かもしれないから、笑顔で終わりたい」


翔吾「…やな。澪ちゃんありがとう」




澪の言葉に頷いた翔吾は気持ちを切り替えたようだ。




澪「告白、翔吾くんのところに行くから」

「…待っててね」


翔吾「…分かった」


澪「…ばいばい」




澪はそう言って翔吾のもとを去った。








「まだ外にいたの？」


「…まあなんとなくな」

「どうしたん？」


「ツーショットしに来た」


「え、俺と？」


「そう、壱馬くんと」






＿＿

井上「…え？」


Niki「…え？」


井上「俺ら見間違えとる？」


Niki「いや、そんなことないはずです」


井上「まじで誰も予想してへんやろこの展開は」


Niki「…ですよね？」


井上「どうなんねん今回の今日好き」


Niki「早く続き見ましょう、井上さん」


井上「ただの視聴者みたいになっとるやん笑」
＿＿







＿＿壱馬×芽依




壱馬「…まじで俺と？」


芽依「うん」


壱馬「相談とか？役に立てるか分からんけど」


芽依「壱馬くんに相談はしません」


壱馬「…はずっ」


芽依「あはは笑」

「…ここ、来たのは壱馬くんと話したかったからなんだけど」


壱馬「それは、まあ、嬉しいんやけど急やな」


芽依「まあまあ」

「うちが第一印象で挙げてたの誰だと思う？」


壱馬「そら翔吾やろ」

「観覧車乗ってたやん」


芽依「…2人挙げてたんだけど」


壱馬「…それのもう1人が俺ってこと？」


芽依「そういうことだね」


壱馬「全然気づかんかったわ」







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