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京「…悪かったな」
それから、京谷さんはそう言った。
『…はい？』
急に謝られて私は頭の上にハテナを浮かべる。
京「肩。気づかなかった。練習付き合わせて、悪かった。」
そう零す京谷さんは、狂犬というよりは叱られた後の仔犬のようだった。
それが凄くおかしくて、私はまた声を出して笑った。
さっきまでの不安とか焦りとか弱気な気持ちが嘘みたいに、一瞬で晴れる。
勿論また、京谷さんから怪訝そうに睨まれたのは言うまでもない。
『いえ、楽しかったです。京谷さんにトスあげるの。』
私は素直にそう言った。
なんだかんだ、私はバレーが好きらしい。
痛む左肩に顔を顰めながらも、あの時、確かに楽しいと思った。
まだトスをあげたいと思った。
私がそう言うと京谷さんは少しだけニッと口角を上げて、そのまま行ってしまった。
結局、言葉の続きは聞けなかった。
けどまたいつか聞けばいっか。
『うん。まだ大丈夫。』
そんな言葉を呟いて私もその場を後にした。
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にゃんたろう(プロフ) - 更新まってます、、！ (2月22日 12時) (
レス) @page44 id: b90ce20b9b (このIDを非表示/違反報告)
natsumican(プロフ) - 更新待っています！ (2022年10月23日 1時) (レス) @page44 id: c767698059 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 続き待ってます! (2022年9月25日 16時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はるる - 続き待ってます (2022年8月11日 7時) (レス) @page44 id: b2f736a6cd (このIDを非表示/違反報告)
明 - 続きお恵みください (2022年7月31日 23時) (レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro | 作成日時：2020年9月28日 8時
