3148.【フットサルで大活躍！】 ページ48
［翔にぃside］
「かずー、
熱計った〜？」
和「ん、計った！みてみて〜！」
「よし、絶好調だな！」
和「きゃはっ！」
朝の体調チェックもバッチリだったし、出掛ける前の
検温も素直に。
雅「保冷剤多めに持った方がいいよね！飲み物も！」
「だな！頼む！」
この時期なのに、こっちも結構暑い日が続いてる。
雅「任せてー！」
智「お弁当の準備もできたよー！」
潤「着替えたよー！」
よしよし、みんな絶好調！笑
今日はこれから双子のフットサルの試合。
年に数回の公式戦だから2人とも張り切ってる。
潤はメンバーに選ばれて、和はベンチ入り。
和はまだ公式戦には出場したことがないから、今回は
少し期待してるんだ。
午前中は少し練習して、お弁当を食べて午後から
試合みたい。
和「いこ、いこ〜！！」
潤「早くー！」
智「…んふふ、はいはい。笑」
張り切る双子を乗せてグラウンドへ。
今日は家から片道1時間くらいのところ。
だから俺らも双子を送ったらそのまま待機。
お弁当持参ね。笑
グラウンドに到着した途端に、車から飛び出して
いく2人を見ていると、楽しいんだっていうのが
伝わってくる。
それは練習中も変わらずでね。
智「あいつら、ほんと楽しそうだなぁ〜」
雅「ね！！俺もやりたい！」
「はは！混ぜてもらえば？笑」
雅紀なら、ほんとに混ざりかねないけど。笑
和潤「おーい！！」
休憩時間になると、俺らに向かって手を振ってくる
可愛い2人。
和は顔色もいいし、今日は大丈夫そうだ。
暑いから少し心配していたけど、そこはコーチが
かなり気を付けているから、何度も水分補給を
促してくれて。
保冷剤を首元に当てたり、休憩したりと双子も
きちんと体調管理してる。
「なんか、大人になったね…」
雅「ほんとにね…成長してる」
智「いつまでも子どもだと思ってたけどね」
こうして一歩外から見てると、双子の成長をすごく
感じる。
体はもちろんだけど、心の成長。
ちょっとね…寂しくも感じてしまう。
この気持ちは、自分の心の中に留めておくけどね。
昼食はチームメイトと食べるから、薬の管理を
含めて潤に託してある。
「…暑すぎ。車で食わない？」
智「そうだね…俺らが先にバテちゃう」
雅「きゃはっ！もうそんな若くないしね〜。笑」
あまりの暑さに、お弁当は車で食べることを提案。
フットサルの子たちはテントの下で食べているから
いくらかマシだろう。
クーラーが効いてる車には敵わないけどね。笑
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作者名：空
| 作成日時：2019年3月25日 20時
