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［あらしside］
※あらしsideでの話は
読みづらいですが…イメージなのでお付き合い
頂けると嬉しいです。
いえに とつぜん やってきた モコモコした
かわいい やつ。
ミィミィって かわいい こえで ないて、かずの
うでの なかにいる。
「ウォンッ！」
さみしいの？
「ウォンッ！」
だいじょうぶ。
ぼくも きゅうに いえがなくなって さみしかったけど
ここの いえの みんなが たすけてくれたの。
このいえはね、さみしくないよ！
かわいいこは ぼくのおなかを モミモミってする。
あまえているのかな。
ぼく、このこを まもりたい。
かわいがって たいせつにしたい。
おともだちに なれるかな、なれないかな。
かずが このこのこと 「シンバ」ってよんでる。
すてきな なまえ もらったんだね。
「ウォンッ！」
ぼく あらし！
なかよく しようね！
からだで ギュッと つつんだら ミィミィなきながら
うれしそうに してる。
かわいいな〜
あたたかいな〜
ちいさいな〜
まさきが てつだってくれて ぼくとシンバの
ベッドが できた。
きょうは ここで いっしょに ねてもいいんだって。
ぼくの ケージみたいに シンバの おうちも
かうのかな。
そしたら となりに おいてくれるかな。
ぼくは しらなかったんだ…
シンバが ほかのおうちのこに なるってこと。
［智にぃside］
和「んふふ…可愛い」
潤「ほんとだね」
双子が見つめる先には、仲良しの2匹。
子猫が家にきてから、あらしは付きっきりで
可愛がってくれてる。
まるで自分より小さくて大切にしなきゃ…って
分かっているみたいに。
子猫にとっては、あらしの存在が一番いい。
なんたって同じ動物だからね。笑
もちろん、双子に遊んでもらっている時も嬉しそうに
動いてるけど、あらしのしっぽを追いかけたり
戯れたりしている時は飛びきり楽しそう。
それで、お腹をモミモミしている時が一番幸せ
そうなんだ…
雅「ほーんと、あらしはよく面倒みてくれるね」
翔「すっかり、お兄ちゃん気分だもんな？笑」
翔があらしの頭を撫でたら「ウォンッ！」って
自信たっぷりみたいな顔して鳴くから、みんなで
大笑い。
あらしの一生懸命な姿と、子猫があらしを慕う姿に
俺らはいっぱい癒しをもらって過ごした。
お陰で子猫は、拾った時みたいに切ない声でミィミィ
鳴くことが少なくなった。
たっぷり甘えられて温もりと幸せを感じているんじゃ
ないかな。
よかったね、あらしに見つけてもらえて。
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作者名：空
| 作成日時：2019年3月25日 20時
