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［翔にぃside］
潤「ここは？」
「ん、ここは…」
0時ちょっと前、潤に「勉強教えて？」って
頼まれて部屋にきた。
潤のベッドでは、なぜか和がゲームをしていて。笑
本人いわく「休憩中」なんだとか。
確かにお腹の上に教科書はあるけれども…笑
コンコン…
智「まだ勉強する？お腹空いたなら夜食用意
しようかと…」
和「まだする！！」
「お前してねーだろ。笑」
和が一番に反応するから笑っちゃう。
智「うどんにする？それかミートパスタか」
潤「パスタがいい！！」
智「ふふ。了解」
和「俺のもね？」
智「もちろん。笑」
俺に睨まれたからか焦ってる和は放っておいて。笑
夜食っていうとカップラーメンとか手軽だけど
和の場合は水分制限あるから。
市販のカップラーメンだと塩分多くて喉が渇くから
なるべく避けてる。
それに体に良いとは言えないしね。
それなら、簡単でもおにぎりとか、うどんとか
作ってあげたいってのが智にぃの思い。
俺もたまに作る。
焼きそばとかチャーハンとか喜んでもらえるん
だよね。
俺も作ってもらってた記憶がある。
俺の場合は「カップラーメンで済ますから」って
言ってたんだけど、いつもタイミング良く
「夜食作ったよ〜」って手作りのものを
持ってきてもらってたんだ。
色々懐かしくて思い出してたんだけど…
和「あ、やべ…やられるっ！」
ゲームに夢中な和の独り言で現実へ。笑
「かーず！夜食までに勉強してなかったら
食わせないからな！」
思わず一喝しちゃった。
ビクッとした和は慌ててDSを閉じて、変わりに
教科書を開く。笑
まったく…
「邪魔じゃないの？あいつ居て」って
思わず潤に聞いちゃうよね。笑
潤「くはっ！邪魔じゃないよ。ゲームしてる時の
和はすげー静かだから。笑」
なるほど。
そんなんしてたら、あっという間に夜食が出来て。
智「翔も食べるよね？リビングくる？」
和潤「いくっ！！」
今日はみんな揃ってリビングで夜食。
和「ジュース飲んでもいい？」
「ちょっとだけな。持ってきてやるから」
コップに半分くらい。
和は「むぅ…こんだけ？」って文句を言いながらも
ミートパスタを美味しそうに食べてご機嫌。
智にぃが作るミートソースは引き継がれた味。
すごく美味しいから双子はもちろん、俺らも
大好きなんだよね。
「さて、もうひと頑張りするか！」
潤「ん、する！また教えて？」
和「おれも〜」
明日は土曜日だから、少しゆっくり寝られるし
頑張るか！
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作者名：空
| 作成日時：2016年2月10日 18時
