1862.【2】 ページ12
［あらしside］
和「あらしは、ここね。
車酔いしちゃったら教えてね？」
かずは ぼくを だっこして くるまへ。
ひざのうえに のせてくれるんだ。
雅「和は酔い止めの薬飲んだの？」
和「ん ♪ 翔にぃくれたから、飲んだ」
雅「なら、安心だね」
かずは くるまに よいやすいから。
だから ぼくの しんぱいも してくれるの。
でも、ぼくは だっこしてもらってると
ここちよくて ねむっちゃうから よったことないの。
かずの おかげだね。
翔「智にぃ？行くよ〜？笑」
智「待って！クーラーボックス忘れてた！」
雅「あひゃ！」
翔「はは！」
和潤「くふふ…」
くーらーぼっくすを とらんくに つんだら
じゅんび おっけ〜！
翔「出発しま〜す！！」
さいしょは しょうの うんてんだって。
しゅっぱつして すぐに はじまるのが
おかし ぱーてぃー♪
雅「あらしは駄目だからね〜？」
和「むぅ〜…」
「クゥーン…」
むぅ…ぽてとちっぷ ほしかったのに。
ぼくに さしだした ぽてとちっぷを くちにいれて
かずは すねて ふくれる。
だから ぼくも まねっこ♪
まさきは ぼくの たいちょうかんりに うるさい。笑
「肥満チェック」も いっぱい されるもん。
かずは おかしぱーてぃーを しながら ひだりてで
ぼくのことを ずっと なでてくれる。
すっごく ここちよくて ぐっすり ねむっちゃう。
かずの ては まほうのて。
だーいすきだから♪
かずはね よく ぼくに いうんだ。
「にぃ達と潤の手は心を軽くしてくれたり
痛いのを少なくしてくれたりする
魔法の手なんだよ♪ 」って。
それを きいて ぼく ずっと おもってたんだ。
だったら…かずの ても まほうのて だねって。
ぼくが かなしかったとき かずは ずっと
なでてくれた。
あんしんするし げんきになれた。
だから かずのても すごいんだね…
和「あーらし♪ 着いたよ〜」
「…ウォンッ！」
あはは♪ また ぐっすり ねむっちゃった。
かずの やさしいこえで おこされた ときには
もう うみが みえる ちゅうしゃじょう。
智「よしっ！釣るぞ〜」
翔「はは！待ってよ。笑」
雅「まずは潮干狩り。
この時間しか出来ないんだから。笑」
智「まじか…笑」
しゅん…とした さとし。
でも ぼくの ことを だきあげて「ここから
見てような〜」って わらってくれた。
「ウォンッ！」
ありがと、さとし♪
しおひがり するところ ぺっと きんし なんだって。
ぼく かい たべたり しないのに。
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作者名：空
| 作成日時：2015年5月2日 14時
