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13.【6】 ページ13

[雅にぃside]

結局、
潤のことを学校まで送り
そのまま和を乗せて帰ることにした。

しばらく校門で待っていると、
潤に軽く支えてもらって歩く和の姿が見えた。

潤「雅にぃ、よろしくね…」

潤から、あまり元気のない和を任され
助手席に乗せる。

「和?翔にぃの病院に寄ってから帰るから、
熱計ってね。」

和「病院、行かなくていい…」

「でもね、翔にぃが一応診ておきたいって
言ってたよ?すぐ帰れるからさ…」

和「…んーん。いや…かえる…」

無理やり連れて行くわけにも行かないし、
嫌だと言い出したら俺には説得は難しい。笑

家に帰って、
智にぃにも協力してもらおうかな…

「分かった、帰ろうね。疲れたでしょ?
目閉じてていいよ。
大丈夫…家に帰ろう。ね?」

少しでも休ませてやりたかった。

相当辛かったんだろうね…

和はすぐに、静かに目を閉じた。


     


    

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作者名: | 作成日時:2012年10月20日 15時

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