百二話 ページ5
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練習開始から一週間が経った頃、緑谷くんがダンス隊をクビになった
まぁ、厳密に言えば”演出隊からの引き抜き”らしい
なんとも人手が足らんのだと
ミラーボールになった青山くんをフロア全体に行き渡らせるために大きな原動力が必要らしく、体育館にはそんな大掛かりな装置もないので、超パワー個性持ちの緑谷くんになったらしい
因みに、文化祭の練習は休日や、平日だと授業後に行われる
授業が終わり、体操服に着替えて体育館に移動する
そして小節ごとに音合わせて、改善していく
寮生活なのを良いことに毎日夜遅くまで練習している
８時になり、寮に戻る
お風呂に入った後は各自自由時間
授業の予習・復習するのも良し
共同スペースで談笑するのも良し
文化祭の練習をするのも良し
寝ても良し
切「なんか皆スゲー上達してるよな！」
猛練習の甲斐あってか、皆凄く上手になっている
『爆豪は、どう？』
爆「はッ！ヨユーだわ！！」
『そっか』
踏ん反り返ってドヤ顔をした
自信家なんだな
談笑している皆を見る
その表情は笑顔でとても楽しそう
『……爆豪、私もいつか、笑えるようになるのかな』
爆「は？テメェヘラヘラ笑っとっただろが」
『違う。あんなんじゃない。皆みたいに、お腹抱えて、涙浮かべるぐらい笑いたい』
沈黙が流れた
それを破ったのは爆豪だった
爆「…今は無理でも、いつか笑えるようになるんじゃねェの
無理矢理笑ったって、意味ねェだろーがよ」
爆豪なりの励ましの言葉だろうか
”嬉しい”とはこのことなのかな
なんだか、とてもほわほわする
『…ありがとう』
爆「…！？テメッ…！？」
『どうしたの？』
爆「………なんでもねぇよクソが！！俺ァもう寝る！！」
上「えー！ジジィかよー！」
爆「うっせぇアホ面！！死ね！！」
上「え！？酷くなーい！？」
爆豪は一瞬だけだが、見てしまったんだ
彼女の嬉しそうな微笑みを
爆(あ”ー、クッソ。ンでこんな顔熱ィんだよ…！)
彼はまだ気づかない
彼女への恋心に―――
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ーー
はい、オチはかっちゃんです！！
まじカッチャン好きすぎておかしくなりそう
「爆豪勝己 ライジング」
見てない方は見てね！
アニメでついこの間放送されたのですがかっちゃんが大優勝してた…！
本編で泣かせてくる上にEDでも泣かせにきたよぉぉ…！！
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ぽとと - 許可取っていらしたらごめんなさい (2023年1月2日 16時) (
レス) id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ぽとと - すみません(^_^;)初コメで言うのもあれなんですけど、確か小説書くときのルールで許可なく歌の歌詞を乗せるのはルール違反なのでは？と思い、コメントさせてもらいました。この小説が面白くて消えてほしくないからと思って言わせてもらったです！お節介すみません(._.) (2023年1月2日 16時) (レス) @page9 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
モカ - …あ、分かりました？笑 (2022年11月27日 22時) (レス) id: e34e0fd424 (このIDを非表示/違反報告)
るな - この主人公ちゃんってまふゆちゃんが元になってるんですか？ (2022年11月27日 9時) (レス) @page2 id: a33cf82727 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - ありがとうございます。！！ (2022年11月26日 17時) (レス) @page2 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぽんたん | 作成日時：2022年11月25日 23時
