私。【ヒロアカ】 (ページ24)

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二十三話ページ24

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私一人のせいで、皆の行動を止めてしまった

『麗日さん…先…行って……』

麗「出来るわけ無い！」

『じゃあ…ずっとこのままのつもり…？』

そう言えば黙ってしまう麗日さん

優しいね、困ってる人を放おって置けない
まるでヒーローみたい

近くに誰か来た

制服からして男子

誰だ

爆「……キャパか」

『爆豪…くん？』

こりゃまた意外な人物

『…先、行って』

爆「テメェは舌だけじゃなく頭も馬鹿か」

切島ァ、と言う爆豪くん

爆「切島ァ！この馬鹿背負って進め。テメェなら出来るだろ」

切「オウ！」

遠くの方から聞こえてくる切島の元気な声

私を背負えば切島くんは動きにくくなる
なら少しでも…

念の為ポケットに入れてた火薬(小瓶に入った)が役に立つ

火薬を少し地面に蒔く

そこに右手をそえ、造る

切「触るけど許してな？」

目線が高くなった

それからも進んだ

切「やっべぇどうしよ破造！！囲まれた！！」

聞こえてくる切島くんの焦った声

私は長袖からさっき造った物を出す

思い腕を振りかぶる

それを魔獣の方に投げつけ――

ドカァン！！

爆破させた

切「え！？バクゴーか！！？」

『……違う、私…』

そう、さっき造ったのは手榴弾

使って、と言おうとした瞬間、視界が急に狭まってきた

切「オイ！？破造！！？」

結局、渡せないまま意識を落とした
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