私。【ヒロアカ】 (ページ16)

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十五話ページ16

爆豪said

ヘラヘラ女は飯の味がしない

味がしないから毎日の食事が地獄で仕方なかったと言った

でも今は何か違うらしい

じゃあ、これ(激辛麻婆)も食えるんじゃ…！

爆「おい、これ食えや」

スプーンに乗った真っ赤な麻婆

俺以外、食えるやつがいねぇ

『わかった』

激辛麻婆を口にし、咀嚼する

俺はその様子を、ずっと見てる

白く細い喉が動いた

『…味はしないけど…喉、痛い…』

水を流し込むヘラヘラ女

それからすぐして飯を食い終わった

爆「オイヘラヘラ女」

『…何』

爆「風呂入れ」

『分かった』

取り敢えず風呂に入るように言う

ヘラヘラ女が風呂に入って五分後、ババァから連絡があった

爆「何じゃババァ！！」

＜ババァって言うな！！！それより、今日帰れそうにないわ＞

爆「はぁ！！？ふざけてんのかババァ！！！」

＜うっさい！！！耳元で叫ぶんじゃない！！それより、今日はもう帰れないからあの子の事頼むよ。くれぐれも手ェ出すんじゃないわよ！！！？？＞

爆「出さねぇわクソが！！！」

プツッ、と電話を切る

じゃあ俺はあいつと二人ってことか

『風呂、ありがとう』

ババァの服着て出てきたそいつ

手当てしたのは、風呂入るから取った
だから、痛々しい怪我の跡が目立つ

爆「髪乾かすからこっち来いやクソ」

ドライヤーのコンセントを挿し、俺の前にヘラヘラ女を座らせる

ドライヤーを取ってきたついでにババァのヘアオイルも盗ってきた

濡れた髪にヘアオイルを塗り、乾かす

もうじき乾くだろう、という所で今まで静止していた頭がカクカクと船を漕ぎ始めた

爆「…オイ、寝んな」

そういうも、急にガクッと後ろに倒れてきた

完全に寝ていた

もう髪は乾いたからいいけどよ

怪我のところは終わってねぇんだよ

起こすのは諦めて、寝かせたまま手当てした

白い肌には黒い隈が目立っていた

取り敢えず部屋まで運んでベッドに寝かせた

俺もさっと風呂入って寝た

もちろん、床で

じゃねぇとババァが煩ェからな

.

マジかっちゃん口調分からんなぁ…