＃4 ページ4
ある日久しぶりの残業で帰るのが２２時近くになってしまった。
会社を出ると外は少し肌寒い
リュックを背負い、肩をすぼめて腕組みして駅に向かう
「あのすみません」
後ろから声をかけられる
ん？誰？
ＣＭ「はい？」
振り向くと・・・あの時の彼女だ
もしかしてこの時間まで待ってたのか？！！
「あの私シムさんが好きなんです」
僕は彼女をジーと見た
見てると言うより睨んでいたと思う
「私えっと名前は・」
聞きたくない
ほんと怖いしかない
ＣＭ「ごめんなさい」
僕は冷たくそう言う
「そうですか・・」
僕は駅の方に向かって歩き出した
また彼女が声をかけてきた
「あのシムさん私前にも声かけたことあるんですけど、覚えてますか？」
覚えてるよ！でも覚えてますとか言ったら
嬉しいとか言い出しそうで怖いから
ＣＭ「覚えてないです」
「そうですか・・・・。一つ聞いてもいいですか？」
足を止めてもう一度彼女を振り向き睨んだ
ＣＭ「なんですか？」
早く終わらせたい
「前に告白したときもごめんなさいって言われたんですけど、あれってやっぱり
付き合いたくないって意味ですか？あっ覚えてないんですよね」
ええ〜〜普通ごめんなさいって言ったら、そうとるだろ？
僕の日本語がおかしいのか？
そんな事はない、今までそれで断ってきたんだから
ＣＭ「もし僕がそう言ったならそうです！」
ちょっと強い口調でそう言い放つ
「やっぱりそうですよね・・・」
彼女は寂しそうにそう言ってうつむいた
ちょっときつかったかな・・
でもここで同情したら付きまとわれるかもしれない
もう一度最後にくぎを刺さないと
ＣＭ「あのはっきり言わせてもらいますけど、何回告白してもあなたともと付き合う事は絶対ありません、だから二度と告白はしないで下さい！」
「・・はい・・ごめんなさい、もう言う事はないと思います、安心してください。どうぞ帰ってください」
CM「信じますね、その言葉、じゃ」
僕は彼女に背を向けて駅の方へ歩き出した
信じますって言ったけど本当に大丈夫なのか
ついて来たりしないよな？
僕はちょっとカッコ悪いけど駅まで猛ダッシュで走りマンションに帰るまで
落ち着かなかった
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hiro(プロフ) - みんさん・・本当にお久しぶりですね＾＾また読んでもらえてほんまに嬉しいです、頑張って更新していきますね (2019年5月20日 22時) (
レス) id: f43cb5a3d2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お久しぶりです！ただただ怪しいヒロインちゃんですね笑笑楽しみにしています！ (2019年5月19日 13時) (レス) id: f4ee9b7f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiro
| 作成日時：2019年5月18日 22時
