Sho-Renの従妹 (ページ5)

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# ページ5

そう、それである日廉がうちに来た。

私はその日、廉が来ることは知らなかった。
急に紫耀が連れてきた。

紫耀「ただいまーーー」

「おかえりー。」

玄関から聞こえる声にそうこたえた。

廉「お邪魔しまーす」

ん？廉くん？

紫耀「あれ？ママはー？」

「今日仕事だよ？朝言ってたやん」

紫耀「あ、そっか。廉来たんだけどA初めてだよね？」

「え、あ…」

全然初めてじゃないよ笑。
だって従兄だし。

　

廉「A？あれ？A？え？！」

戸惑う廉くん。
　

紫耀「え？なに？廉、Aの事知ってるん？」

廉「おん。従妹やもん。」

「そう！従兄！廉くん従兄なの！」

紫耀「は？Aは俺の従妹やし！おい！廉嘘つくな！」

紫耀は私の腕を引いてソファに座る。

「あ、ちょっと！廉くんも座っていいよ」

廉「え、ついてへんって！なあ？」

何故か私の隣に座ってくる。
隣とは言ってないんだけど笑。

「紫耀も廉くんも私の従兄だよ笑。」

紫耀「え！なんでなん？じゃあ俺ら兄弟？」

廉「え！」

紫耀に兄弟？って言われてなんか嬉しそうな廉くん。
けど残念ながら違うんだなぁ。

「ごめん、それは違う！」

廉「なんだぁー…。」

「ほら、ママの、紫耀のママのお姉ちゃんは私のお母さんじゃん？廉くんのお母さんの弟が私のお父さんだよね？」

廉「おん。」