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紹介された病院に行くと結構良くなる。 ページ26

その頃万事屋は、外の警備を全壊し、船の中へと侵入していた。

銀時「おい、中に入ったのはいいけどよー、ここどこだよ。Aは一体どこなんだよ。」

新八「迷路みたいな作りですね……誰かに聞くのが1番手っ取り早いと思いますよ……
って、みんな!?」

そう、そこには、真選組の隊士達がグッタリしていた。近藤と総悟の姿も見える。

新八「ちょっ、大丈夫ですか!なにがあったんですか!……ひ、土方さんは。土方さんはどこですか!」

総悟「あのクソ土方には、先にAを助けに行ってもらいやした。まァ、先にとは言っても、俺達はもう戦うことの出来る状態じゃァねェンですがねェ。」



『Aのことは頼みました。』


『…総悟……あぁ、わかった。俺が絶対に連れ戻す。』



銀時「俺達はまだ戦える。Aの場所は分かったのか?」

近藤「すまねえ。余裕が無さすぎて全員斬っちまった。場所を聞き出すこともできなかったよ。情けねえ…」

そう言って近藤は俯く。

銀時「いや、オメーラはよくやったよ。おかげでやっと骨のある奴とやり合えるぜ。」

そう言って視線を上へと上げた。そこには、あの目の濁った男が立っていた。

銀時「ハッ、話通り目が濁ってやがる。万事屋として、いい眼科紹介してやろうか?それとも、俺がくり抜いてやろうか?まあ、くり抜いてそこで治療は終了だがな。……テメーの命も…」

男「ククッ…なかなか面白い男だな、お前は。それが口先だけにならぬ事を祈ろう。」

総悟「旦那ァ。その男には気をつけてくだせェ。そいつがこの組織のトップだって情報だ。」

銀時「ンな情報いらねーよ。誰だろうとAをこんな目に合わせた奴は俺が絶対にたたっ斬る!」

そう言って、万事屋三人は真選組の隊士達を庇うように前に立つ。

男「そうか。だが、お前の護ろうとしている物が、先程のままだと思ったら大間違えだけどな。」

神楽「どういうことネ!……それに、Aは物なんかじゃないネ!」

男「ククッ…まあ、それは会ってからのお楽しみだ。会えたら、の話だがな。」

そして、銀時の方へとすごいスピードで向かってきた。皆各々戦闘態勢に入る。




が、次の瞬間には、銀時の周りに赤い液体が飛び散っていた。




新神「「銀さん/銀ちゃん!」」

近藤「万事屋ー!」




銀時は赤い液体を散らしながら、地面に倒れふしてしまった。

舌打ちをすると寿命が縮まるという話があるが、多分先に舌の方が早く縮まる。→←借りを作る人物は選ばないと痛い目に遭う。



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作者名:*kuro* | 作成日時:2019年6月9日 23時

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