lyric.３ ページ4
｢………はっ？！｣と驚きながらぶわぁっと赤くなっていく二郎の顔。
Aは｢いいからいいから｣と無理矢理 二郎の腕を引いて教室から出た。二郎の鞄はAが勝手に奪って走り出す。
｢ばっ…離せよ！！ってか力強っ！！｣と後ろで言っている二郎だが、これは依頼だ。離してたまるか。
学校を出て校門を潜り、手をずっと引いたままシブヤにある事務所に行くために駅まで走る。
改札を通って、電車に乗ってようやく｢ふぅ…｣と落ち着いた。
いや、落ち着いてないが。
二｢いやどういう事だよ！！お前なんなんだよ？！｣
｢ほらほら、電車だよーここ。TPO。｣
二｢ぐっ…ぬぬっ…殴りてぇ…！！！｣
｢殴ってみろ。サツにお世話かけることになるぞ。｣
二｢………っ。｣
｢宜しい。ちゃんと言うこと聞いてくれれば悪いようにはしないから。｣
二｢…お前 女の癖にヤケに口悪いしヤンキーみてーだな…。｣
｢二郎に言われたくないね。つーかあたし杯Aっていう名前があんの。｣
二｢あーわかった、わかったから。で？俺に何の用だよ。｣
二郎がAに聞くと、丁度渋谷駅に着いてしまった。｢話しながら行こ。｣とAに言われて仕方なくついていく。
傍から見れば、同じ制服を着た可愛くて初々しいカップル。
話してることが物騒だが。
改札を通りながら、Aは二郎に話し始めた。
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レイ - とても面白いかったです。頑張ってください。 (2018年6月15日 20時) (
レス) id: d336b49e8b (このIDを非表示/違反報告)
蒼綟(プロフ) - 初めまして！作品が好きで、いつも見ています！これからも頑張ってください！そして、もし意図的なものならすみません、8話？かな？12任という所は12人ですか…？意図的なものだったら、本当にすみません！ (2018年5月31日 22時) (レス) id: 9722960a7f (このIDを非表示/違反報告)
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