lyric.27 ページ29
何故か乱数から遠ざけようとする一郎を不思議に思う。
しかし、乱数が自分から名乗りあげてくれたのを断るのは 流石に良心が痛む。
「…うん。やっぱり明日は山田家泊まる。でも今日は乱数ん家。」と一郎にきっぱり断わる。
一郎はその言葉に、「…まぁ相手も女子高生。手を出した時点で犯罪になりかけないし…乱数もそこまでしないよな…。」と自分で合点をつけた。
何故か乱数から遠ざけようとしていた自分が急に恥ずかしくなる。
照れ隠しの様に、「無理に言って悪かったな。明日待ってるぜ。」とAの頭を撫でる。
撫でられたAは、子供が親に褒められた時のように「…えへへ。」と少し照れていた。
・
その後、今日は飴村家、明日は山田家、明後日が入間家で、最後に伊弉冉家に泊まることとなった。
一二三に関しては、Aが寝るまでの間ずっとスーツを着てもらうことにする。
何せ独歩の家だといつ帰ってくるかわからない。
神宮寺の家も構わないことは構わないのだが、医者という職業は急に仕事が入る時もある。
それを考慮して、伊弉冉家となった。
衣類なんかは、その家にあるものを借りる予定だ。
左馬刻がふっとぱらに「テメェが好きそうなの送っといてやるよ。」と言ってくれたので、部屋を立て直したあとでも安心である。
「…えへへ、ありがと。」
夢「どういたしまして。」
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レイ - とても面白いかったです。頑張ってください。 (2018年6月15日 20時) (レス) id: d336b49e8b (このIDを非表示/違反報告)
蒼綟(プロフ) - 初めまして!作品が好きで、いつも見ています!これからも頑張ってください!そして、もし意図的なものならすみません、8話?かな?12任という所は12人ですか…?意図的なものだったら、本当にすみません! (2018年5月31日 22時) (レス) id: 9722960a7f (このIDを非表示/違反報告)
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