【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part3

story81 ページ21

結局あのあと、足が痺れて動けなくなった私に




｢おい、そろそろ行くぞ｣




と、追い討ちをかけてきた





心がない人だ、と睨むと


周りから謎のオーラが発せられ、萎縮した私



散々笑っといて飽きたのか、理鶯さんに車に運べと指示を出すという



こっちは、恥ずかしくて死にたいぐらいなのに

理鶯さんは、なんともない顔でお姫様抱っこするし




ここの人達に勝てる気がしない



24歳の女がなんでお姫様抱っこ







｢ここか？
お前が言ってたところは｣

｢……！
ここです！！｣






もういいや、忘れよう


私は今から全力でアイスを楽しむんだから




車からおり、窓越しにお礼を言った







｢じゃ、ありがとうございました｣

｢あ？
買って戻ってこい｣

｢……は？
いや、もう勘弁してください
さっき正座しすぎで足の疲労半端ないんですよ｣

｢んなもん知るか｣

｢お、横暴な……！｣

｢まあ、お前からなんかやってくれたら帰ってもいいけどな？？｣






余裕そうな表情で言う左馬刻さん



なんかってなに……


いや、でも、要するに私から何かやればいいんでしょ？



なんでもいいんでしょ？



私は手を伸ばし、左馬刻さんの頭をポンポンと撫でた







｢……は？｣

｢なんでもいいんですよね？
内容詳しく言ってませんし｣






髪の毛、思ったよりも気持ちいいかも






｢舐めてんのか？あ？｣

｢え！？
だって……！｣

｢グダグダうっせぇよ、クソ女｣

｢は！？｣







窓から体を乗り出し、『あ、やばい』と思った時には遅く



また唇を奪われていた




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リクエストの左馬刻との絡みを先に書かせていただきました！！


左馬刻個人は、もう一度あとで書かせてもらいます！

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