原作知らないけど皆いい人だったのでとりあえず御教授願う。

伍拾ノ刃 ページ23

産屋敷「杏寿郎から聞いている通り今日は実際に鬼と戦ってもらうよ。」




『はい』









遂にこの時が来たのか...。




煉獄さんは「お前の能力であれば簡単なことだろう！」って言ってくれたし、あまり緊張しない程度に頑張ろう。









産屋敷「この後すぐ蜜璃と共に雲瑛山へ、そして終わったら、実弥と共に輪練山へ向かって欲しい。」




『分かりました』







良かった。まず、蜜璃ちゃんとか。







雲瑛山も輪練山も知らないなぁ。



鬼ってひなたでは生活できないらしいから、その山は木で生い茂ってて暗いとか？







産屋敷「仮の隊服と他隊士の日輪刀を後で隠が持って来てくれるから、準備完了次第いつでも出発してね」



『はい！』






・




・




・





甘露寺「きゃぁあ！本当にかっこいいわ...♡」





隠から仮隊服と誰かの日輪刀が届いたので、着用してみる。




そうすれば、蜜璃ちゃんがべた褒めしてくれるので少し恥ずかしい。







甘露寺「じゃあ行きましょうか！」



『はい！』



甘露寺「(Aにかっこいい所見せなくちゃ！！)」









木々の中をかなり速いスピードで駆け回る。






蜜璃ちゃん、普段はほんわかしてるのに任務時はこんなにかっこいいのか...。


可愛いの方が勝ってるけど。









あ...なんかキモイ生物がいる。






甘露寺「鬼だわ！Aちゃんしっかり見ててね！」






可愛いらしい笑顔を併せてそう言えば



蜜璃ちゃんが鞭のような刀を抜き、








甘露寺「恋の呼吸 壱の型 初恋のわななき」






と言って、あまりにも速いスピードで鬼を切り刻む。



恐らく、鬼も刻まれた事に気づいてないはず。それほど早かった。






『かっこいい...』



普段の蜜璃ちゃんからは考えられない姿に驚嘆の声を漏らす。








甘露寺「本当っ？ふふっ。良かったわ」




顔を真っ赤にし、両手で隠すようにしてそう言う蜜璃ちゃん。



あれ...？やっぱり可愛い。









鬼「ぎゅわぉおぉぁお...」





変な鳴き声。気持ち悪い。






甘露寺「じゃああの鬼はAちゃんが倒してみましょうか！刀に思いを込めてギーーン！ってするのよ！！」





刀に思いを込めてギーーン...？？




刀に思いを込めてギーーン...




刀に思いを込めてギーーン...！！









『雷の呼吸！ 肆ノ型 遠雷』

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